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資料1_具体的研究事項と横断的事項について (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33521.html |
出典情報 | 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第11回 6/9)《厚生労働省》 |
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(3)患者に優しい新規医療技術開発に関する研究
構成員・参考人からの事前提出意見一覧①
現状と課題
今後の研究の方向性
1
モダリティは確実に広がっているが、開発にかかる経 新しいモダリティの開発も重要だが、既存薬の再配置による最適化な
ど新規開発に比べると低コストで済む部分への注力、併せて、患者群
費や労力は大きい。
の層別化などへの努力を組み合わせて行く必要があると思う。
2
ロボティクスをはじめとする低侵襲手術は患者さんに 手術等の治療だけでなく、合併症マネジメントや術後の早期回復に資
優しい治療技術であり、民間含めて研究開発が盛んに する、周術期管理までも含めた医療ニーズ、患者ニーズにも目を向け
行われているが、一方で、治療のステージだけでなく てはどうか。
ペイシェントジャーニー全体を通して患者さんに優し
い医療が提供できているか疑問。
3
がん治療は、手術、放射線、薬物療法が3大治療。い 1.低侵襲手術、低侵襲放射線治療(や低侵襲がん薬物療法)の開発、
ずれも侵襲が大きい治療。より効果的かつ侵襲の少な 2.低侵襲治療が従来の標準治療とくらべ同等に有効な患者群の同定、
い治療を集学的に開発する必要がある。
3.周術期治療が必要(より有効)な患者群の同定、
4.新たな支持療法の開発
4
機能温存、高齢者に対する治療に必須となる、外科的 近赤外光免疫療法等の光線力学療法、がんワクチン等、強力な局所コ
ントロールをもたらし、かつ患者の生体防御能力も活用した持続的な
切除等に代わる局所療法の開発が不十分である。
腫瘍制御が期待できる治療法の開発を推進する。
5
がん治療に伴う機能欠損に対する機能温存、回復技術 自家、他家の幹細胞、iPS細胞を利用した機能修復を目的とした再生医
が不十分である。
療等製品の実用化促進
6
ロボット支援手術は低侵襲や安全性による患者利益は
大きいが、都市部との医療格差を増大する可能性が高
い。遠隔手術を推進する技術開発が期待される
7
生存率・トータルコストで語られる新規治療研究を判 副作用を軽減するために薬を減量しても問題ない、またはここまで許
断する尺度に限界がきてはいないか?
容できるならば減量できるというQOL重視の研究やQOLのための副作用
の低減を目指せる治療法の研究はされるべき。脱毛で冷却療法やしび
れなども冷却の実験なども行われていたが一向に広がる気配がない。
吐き気だけは進んでいてデータにも出ているが、心理的うつ状態への
処方や身体的苦痛を和らげるための治療法の開発の視点は必須。
5
構成員・参考人からの事前提出意見一覧①
現状と課題
今後の研究の方向性
1
モダリティは確実に広がっているが、開発にかかる経 新しいモダリティの開発も重要だが、既存薬の再配置による最適化な
ど新規開発に比べると低コストで済む部分への注力、併せて、患者群
費や労力は大きい。
の層別化などへの努力を組み合わせて行く必要があると思う。
2
ロボティクスをはじめとする低侵襲手術は患者さんに 手術等の治療だけでなく、合併症マネジメントや術後の早期回復に資
優しい治療技術であり、民間含めて研究開発が盛んに する、周術期管理までも含めた医療ニーズ、患者ニーズにも目を向け
行われているが、一方で、治療のステージだけでなく てはどうか。
ペイシェントジャーニー全体を通して患者さんに優し
い医療が提供できているか疑問。
3
がん治療は、手術、放射線、薬物療法が3大治療。い 1.低侵襲手術、低侵襲放射線治療(や低侵襲がん薬物療法)の開発、
ずれも侵襲が大きい治療。より効果的かつ侵襲の少な 2.低侵襲治療が従来の標準治療とくらべ同等に有効な患者群の同定、
い治療を集学的に開発する必要がある。
3.周術期治療が必要(より有効)な患者群の同定、
4.新たな支持療法の開発
4
機能温存、高齢者に対する治療に必須となる、外科的 近赤外光免疫療法等の光線力学療法、がんワクチン等、強力な局所コ
ントロールをもたらし、かつ患者の生体防御能力も活用した持続的な
切除等に代わる局所療法の開発が不十分である。
腫瘍制御が期待できる治療法の開発を推進する。
5
がん治療に伴う機能欠損に対する機能温存、回復技術 自家、他家の幹細胞、iPS細胞を利用した機能修復を目的とした再生医
が不十分である。
療等製品の実用化促進
6
ロボット支援手術は低侵襲や安全性による患者利益は
大きいが、都市部との医療格差を増大する可能性が高
い。遠隔手術を推進する技術開発が期待される
7
生存率・トータルコストで語られる新規治療研究を判 副作用を軽減するために薬を減量しても問題ない、またはここまで許
断する尺度に限界がきてはいないか?
容できるならば減量できるというQOL重視の研究やQOLのための副作用
の低減を目指せる治療法の研究はされるべき。脱毛で冷却療法やしび
れなども冷却の実験なども行われていたが一向に広がる気配がない。
吐き気だけは進んでいてデータにも出ているが、心理的うつ状態への
処方や身体的苦痛を和らげるための治療法の開発の視点は必須。
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