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資料2-4 緊急承認された医薬品の市販後安全対策について[10.9MB] (133 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36611.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和5年度第2回 11/30)《厚生労働省》
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令和5年10月30日
令和5年度第12回医薬品等
安全対策部会安全対策調査
会 参考資料2考4

新型コロナウイルス感染症
(COVID-19)対策
~妊婦・妊娠を考える方々へ~

○感染が妊娠や胎児に与える影響○


妊娠中に新型コロナウイルスに感染しても、基礎疾患を持たない場合、その経過は同年代
の妊娠していない女性と変わらないとされています。しかし、妊娠後期に感染すると、早
産率が高まり、患者本人も一部は重症化することが報告されております。



高年齢での妊娠、肥満、高血圧、糖尿病などが新型コロナウイルス感染症の重症化のリス
ク因子であるという報告もあり、このような背景を持つ妊婦の方は、特に人混みを避ける、
こまめに手を洗うなど感染予防に注意をしてください。



新型コロナウイルスに感染した妊婦から胎児への感染はまれだと考えられています。



妊娠初期または中期に新型コロナウイルスに感染した場合に、ウイルスが原因で胎児に先
天異常が引き起こされる可能性は低いとされています。

○新型コロナワクチン○
◼ https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0027.html
日本で承認されているワクチンが妊娠、胎児、母乳、生殖器に悪影響を及ぼすという報告
はありません。


妊娠中、授乳中、妊娠を計画中の方も、ワクチンの接種勧奨の対象としており、時期を問
わず接種をお勧めしています。
参考)妊娠中等の新型コロナワクチン接種についてのQ&A
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0027.html

○新型コロナウイルス感染症治療薬について○


新型コロナウイルス感染症治療薬の中には、妊娠中に内服することの安全性が確立してい
ない薬もあります。治療方針の決定に関わるため、妊娠中・妊娠の可能性がある場合や妊
活中の場合は、診察を受けたとき等に医師や薬剤師に相談してください。
参考)妊娠と薬
(厚生労働省HP)

参考)妊娠と薬情報センター
(成育医療研究センターHP)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/buny
a/kenkou_iryou/iyakuhin/ninshin_00001.html

https://www.ncchd.go.jp/kusuri/

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2023年10月版