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資料3-1 臨床における実務実習に関するガイドライン(薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) 対応)(薬学教育協議会提出資料) (28 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shiryo_240205.html |
出典情報 | 新薬剤師養成問題懇談会(第23回 2/5)《厚生労働省》 |
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実習施設で実習指導に携わる薬剤師は、評価法についての理解を深め、適切なフィードバ
ック等により、学生の到達度の向上に努める必要がある。フィードバックの際は、学生の振
る舞いの中で出来た部分を認め、できなかった部分・不足している部分は具体的に指摘し、
どうすれば別添資料の概略評価(評価ルーブリック)の次の段階にステップアップできるのか、
学生がイメージできるように努める(コラム参照)。
モデル・コア・カリキュラムでは、薬剤師として生涯にわたって研鑽していくことが求め
られる資質・能力としてプロフェッショナリズムが挙げられているが、時に、実務実習にお
けるアンプロフェッショナル(以下、「アンプロ」という。) な行動が問題となることがある。
実習開始前に、学生担当教員、実習施設、学生間でアンプロな行動について具体的な発言、
行動の定義と、改善が見られない場合の対応について共有しておく必要がある。アンプロな
行動は、観察、評価可能な発言や行動であり、価値観や性格等ではないことに注意する。
アンプロと思われる行動が見られた際には、タイミングを逃さずその都度適切にフィード
バックを行うが、その際は、指導者からの一方的なフィードバックとせず、学生、他の医療
者等から状況等を確認する必要がある。また、精神疾患や発達障害、メンタルの不調、また
その背景としての人間関係や家族関係等に問題がないか面談等で評価を行う。特に繰り返し
報告された場合や重大な案件では、学生担当教員と情報共有、相談の上、保護者との情報共
有を図る。アンプロな行動の内容、学生への指導内容、その後の経過等は、大学教員、学生
と共有できるよう記録に残しておく。
学生に自身の振る舞いを振り返り改善する機会を与えても、学生のアンプロな言動が繰り
返される場合や重大なアンプロ行動が見られた場合は、適切に対処する。
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ック等により、学生の到達度の向上に努める必要がある。フィードバックの際は、学生の振
る舞いの中で出来た部分を認め、できなかった部分・不足している部分は具体的に指摘し、
どうすれば別添資料の概略評価(評価ルーブリック)の次の段階にステップアップできるのか、
学生がイメージできるように努める(コラム参照)。
モデル・コア・カリキュラムでは、薬剤師として生涯にわたって研鑽していくことが求め
られる資質・能力としてプロフェッショナリズムが挙げられているが、時に、実務実習にお
けるアンプロフェッショナル(以下、「アンプロ」という。) な行動が問題となることがある。
実習開始前に、学生担当教員、実習施設、学生間でアンプロな行動について具体的な発言、
行動の定義と、改善が見られない場合の対応について共有しておく必要がある。アンプロな
行動は、観察、評価可能な発言や行動であり、価値観や性格等ではないことに注意する。
アンプロと思われる行動が見られた際には、タイミングを逃さずその都度適切にフィード
バックを行うが、その際は、指導者からの一方的なフィードバックとせず、学生、他の医療
者等から状況等を確認する必要がある。また、精神疾患や発達障害、メンタルの不調、また
その背景としての人間関係や家族関係等に問題がないか面談等で評価を行う。特に繰り返し
報告された場合や重大な案件では、学生担当教員と情報共有、相談の上、保護者との情報共
有を図る。アンプロな行動の内容、学生への指導内容、その後の経過等は、大学教員、学生
と共有できるよう記録に残しておく。
学生に自身の振る舞いを振り返り改善する機会を与えても、学生のアンプロな言動が繰り
返される場合や重大なアンプロ行動が見られた場合は、適切に対処する。
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