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資料3-1 臨床における実務実習に関するガイドライン(薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) 対応)(薬学教育協議会提出資料) (39 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shiryo_240205.html
出典情報 新薬剤師養成問題懇談会(第23回 2/5)《厚生労働省》
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F-4 地域医療・公衆衛生への貢献
F-4-1 地域住民の疾病予防・健康維持・増進の推進、介護・福祉への貢献

学修目標

標準的な実習内容(例示)

学修事項

薬局

大学(参考)

1)地域住民が自らの健康生活を維持するための (1)健康相談、介護・生活相談等のファーストアクセス ・地域包括ケア、地域医療の枠組み

病院

・地域住民に対する健康相談、栄養相談、介護相 ・地域連携活動の経験

健康の相談窓口として、有益な知識・情報を積 と薬局の役割【1)】

・地域医療の現状と課題
談等の経験
・地域医療計画の確認と現状についての議論
極的に提供し、適切なアドバイスを気軽に受け (2)食生活(栄養管理・健康食品等)や運動等(基本的生活 ・セルフケア、セルフメディケーション事例の検 ・セルフケア、セルフメディケーションにおける
られる環境を整備して、地域住民の健康維持・
管理を支援する。

要因及び精神的要因)の評価・改善【1)】

(3)健康相談での情報収集・臨床判断とそれに対応する

討、シミュレーション

指導経験
・地域住民への健康維持、増進活動への参画

プライマリケアの地域住民への実践(受診勧奨、救急対

2)地域包括ケアシステムにおけるかかりつけ薬 応、一般用医薬品等の推奨、生活指導等)【1)】
剤師の役割を理解し、地域住民の介護・福祉を (4)要指導医薬品・一般用医薬品、薬局製造販売医薬

・地域包括ケアにおける介護、福祉の対象患者の

向上させるために地域連携を推進し、生活環

・地域の医療計画の確認と現状についての議論

担当

品、医療機器、衛生材料、特別用途食品、保健機能食

境、生活の質(QOL)の維持・改善に尽力する。 品等を活用したセルフケア、セルフメディケーション
3)地域における医療、保健、介護、福祉等の疫 の指導の実践【1)】
学データを活用して、地域住民の健康状態及び (5)地域住民個々の健康維持・増進に寄与する活動(禁煙
地域独自の医療、保健、介護、福祉環境等の課
題を把握するとともに、それらの課題改善への
取り組みを科学的エビデンスに基づき検討し提
案する。

指導、口腔ケア、生活習慣病予防、プレコンセプショ
ンケア等)への参画【1)】

(6)地域包括ケアを推進する介護予防・福祉に関する相
談や地域連携活動への参画【2)】
(7)健康に関する科学的データ及び地域における医療、
保健、介護、福祉等の疫学データの評価と活用【3)】

評価ルーブリック
評価の指針:5.地域医療や介護、福祉の中で、地域住民の疾病予防や健康維持・増進(a)、公衆衛生等に携わり(b)、個々の課題解決に取り組む。
観点

アウトカム

(a)疾病予防・健 地域医療や介護、福祉の中

第 4 段階

第 3 段階

第 2 段階

第 1 段階

地域住民の健康や疾病予防について整理抽出した 地域住民の健康や疾病予防における課題や問題点 地域住民に対する健康相談、栄養相談、介護相談 地域住民からのセルフケア、セルフメディケー

康維持・増進の

で、地域住民の疾病予防や健 課題に対し、地域の疫学的データ等を利用して対 を抽出し、整理し、解決を目指した取組に積極的 等の機会を積極的にとらえ、参加し、地域住民の ションの相談に積極的に応じる。

実践

康維持・増進、携わる。

応策を検討し、提案する。この繰り返しにより地 に関わる。

潜在的な問題に気づく。

域の公衆衛生の向上に積極的に関与する。

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