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資料3-1 臨床における実務実習に関するガイドライン(薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) 対応)(薬学教育協議会提出資料) (38 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shiryo_240205.html
出典情報 新薬剤師養成問題懇談会(第23回 2/5)《厚生労働省》
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F-3-4 医療現場での感染制御

学修目標

標準的な実習内容(例示)

学修事項

大学(参考)

薬局

病院

1)感染症を発生させない環境整備等に努め、感 (1)標準予防策(手指衛生、個人防護具(手袋・マスク等) ・自らの健康管理に対する意識(自分と患者の身

・施設内の感染源確認と感染予防対策の実施経験 ・施設内の感染源確認と感染予防対策の実施経験

染源や媒介者にならない等、感染予防や健康管 の適切な使用)【1)、2)】

を守る)

・標準予防策の実践経験

・標準予防策の実践経験

理に留意して行動する。

・手洗い、ガウンテクニック

・感染症発生時の対応シミュレーション

・感染症発生時の対応シミュレーション

(2)代表的な感染症の予防策の把握と適切な消毒薬の選

2)標準予防策を理解、実践し、感染経路別の予
防策を実施する。

択と使用【1)、2)】
(3)感染症発生時及び針刺し事故等の事例発生時におけ

・院内感染の事例と消毒薬調製

る初期対応【1)、3)】

3)感染症が発生したときの対応を理解し、感染 (4)施設内の感染症発生時の報告ルート、感染症法等を
拡大しないよう感染制御に努める。
踏まえた保健所等への報告【1)、3)】
4)新興・再興感染症に対して、最新の知見や行 (5)施設内の感染制御管理体制と感染制御における多職
政の対応に基づき、医療提供体制の役割等を把 種連携【1)、2)、3)、4)】
握した上で、感染制御を理解する。

(6)新興・再興感染症等に対する対応【4)】

評価ルーブリック
評価の指針:4.医療現場で、医薬品管理(a)、医薬品情報の管理(b)、医療安全(c)、感染制御(d)に携わり、個々の課題解決に取り組む。
観点

アウトカム

第 4 段階

第 3 段階

第 2 段階

第 1 段階

(d)感染制御の実 感染対策を理解し実践する。 感染制御のレベルを向上するために不足している 当該施設での感染対策(予防、まん延防止等)につ 感染予防に配慮し、臨床検体・医療廃棄物を適切 自らの健康観察を行い、「感染しない」「感染さ


情報、テーマを明確化し、新たな知見を見いだす いて、課題を分析し、抽出する。抽出した課題に に取り扱う。実習施設の感染管理の規定を遵守す せない」ための基本行動をとる。
取り組みを行う。

対し、解決するための対策を議論し、提案する。 る。標準予防策を適切に実践する。

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