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令和4・5年度有床診療所委員会最終答申について (31 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/011629.html
出典情報 令和4・5年度有床診療所委員会最終答申について(3/13)《日本医師会》
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第3章

有床診療所の認知度向上の取り組みについて

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3.1.はじめに

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有床診療所の将来のためには若手医師の参入が不可欠である。有床診療所

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は無床診療所と比べ対応できる疾患が多く、患者の状態などに応じて、より高

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い成果を上げることができ、医師としての達成感は大きい。若手医師に関心を

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持ってもらうことが重要であるが、認知度が低いため、有床診療所の周知活動

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を積極的に行う必要がある。

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また、前章でも指摘の通り、病院や介護施設からの有床診療所の認知度の低

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下に加え、病院 MSW やケアマネジャーなどの医療介護関係者が「有床診療所」

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という施設類型を知らないといったケースも散見されるようになっている。

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医療と介護の専門職のみならず、地域住民に対しても、いざというときには入

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院による加療も可能な診療所であるとの理解を広げていくことが重要である。

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このように、今期の委員会においては、これからの有床診療所の将来のため

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にも、有床診療所の認知度を向上していくことは不可欠であり、そのためには、

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これまで以上の広報活動が重要であるとの意見が委員から多く寄せられた。

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本章では今期委員会での認知度向上のための取り組みについて取りまとめた

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ものである。

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