よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


令和4・5年度有床診療所委員会最終答申について (51 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/011629.html
出典情報 令和4・5年度有床診療所委員会最終答申について(3/13)《日本医師会》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

1

なかった場合には膀胱全摘術や化学療法が必要となり、そのような治療を行

2

える高度医療機関を紹介する役割も有床診療所は担うことになる。

3
4

4.3.4.救急当番への参画

5

泌尿器科救急当番制度を敷いている地域では積極的に当番に参画している

6

有床診療所も少なくない。当番日には昼夜問わず有熱性尿路感染症や尿路結

7

石などの患者の診察を行い、時には緊急手術が必要な泌尿器科疾患を診るこ

8

ともある。小児の精索捻転のように有床診療所では対応できない疾患につい

9

ても、手術のタイミングを逃さぬようスムーズに高度医療機関につなげると

10

いう大事な役割を担っている。

11
12

4.3.5.透析治療

13

泌尿器科有床診療所では多くが透析医療も行っている。透析医療の進歩に

14

より透析患者の寿命は延長されており、透析患者の平均年齢も高くなってい

15

る。高齢透析患者にとって、一時的な体調不良で通院困難となった場合に入院

16

コントロールが悪くなってきた時なども溢水など重症化する前に教育入院な

17

ど、入院病床の有効活用ができている。また長期療養を積極的に受け入れてい

18

る有床診療所もある。

19
20

45