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令和4・5年度有床診療所委員会最終答申について (7 ページ)

公開元URL https://www.med.or.jp/nichiionline/article/011629.html
出典情報 令和4・5年度有床診療所委員会最終答申について(3/13)《日本医師会》
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はじめに

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第 8 次医療計画においては、
「新興感染症対応」を加えた、5 疾病・6 事業及

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び在宅医療について重点的に取り組むことが推進される。さらに「地域医療構

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想」についても 2025 年以降に向けて新しく検討される。

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有床診療所の施設数は留まることなく減少中であるが、コロナ禍により、有

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事における有床診療所の有用性が再認識された。その現状分析と課題につい

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ては引き続き検討が必要である。また、都道府県の第 8 次保健医療計画に有

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床診療所の機能と役割を書き込み、地域の地域医療構想調整会議に積極的に

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参画して、地域医療の将来をともに考えることで存在意義を示す必要がある。

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令和 5 年度は、日本医師会と全国有床診療所連絡協議会との共催にて、12

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月 3 日に「歴史から学ぶ有床診療所、その現在と未来を語る」をテーマに「有

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床診療所の日記念講演会」を開催した。医療関係者だけでなく、一般の方にも

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ウェブ参加を頂くことで、有床診療所の認知度があがるとともに、有床診療所

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の過去を学ぶことにより、将来を見据えた有床診療所のあり方について考え

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るきっかけとなったと考えている。

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本報告書では、専門医療(産婦人科、泌尿器科、眼科、整形外科)について
も検討を行っており、ここに答申する。

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