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会議資料[11.8MB] (37 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41758.html |
出典情報 | 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第28回 7/26)《厚生労働省》 |
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以上の連用でも全身性副作用は少ない。鼻噴霧用ステロイ
ド薬は効果発現が早く、約 1~2 日で効果がみられる。長期
連用により改善率は上がる。重症例にも効果があり著効例
も多い。抗ヒスタミン薬に抵抗する鼻閉にも有効で、点鼻
用血管収縮薬の離脱にも有効である。また、血管運動性鼻
炎にも効果がある。効果発現が早いので、これまで初期療
法 に は 必 要 な い と 考 え ら れ て い た が 、 minimum persistent
inflammation の考え方から初期の炎症から使用することで
飛散ピーク時の症状増悪を抑制できることが明らかとな
り、初期療法にも用いられる。
鼻噴霧用ステロイド薬における使用感とアドヒアランスに
ついての文献 3) によると、鼻噴霧用ステロイド薬はミスト
タイプとパウダータイプの 2 つがあり、鼻漏過多の場合に
ミストタイプは薬剤が流れやすいのに対し、パウダータイ
プは徐放性で粘着性があることから効果を発揮しやすい
が、鼻腔通気の不良な例ではパウダーが鼻入口部で固まり
効果が実感されにくいと一般的にはされており、どちらの
形状を使用するかは個々の患者の鼻内所見・病型と患者の
好みに応じて選択するべきと考えられている。
安全性に関
<副作用>
する情報(添
重大な副作用
付文書 4 ) よ
アナフィラキシー(頻度不明)
高頻度(5%以上)の
副作用
該当なし
り)
<警告>
該当しない
<禁忌>
・有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者
[症状を増悪するおそれがある。]
禁忌・注意事
項(添付文書
4 ) より)
・本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
<特定の背景を有する患者に関する注意>
●合併症・既往歴等のある患者
・鼻咽喉感染症(有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身
の真菌症を除く)の患者
症状を増悪するおそれがある。
・反復性鼻出血の患者
出血を増悪するおそれがある。
・重症な肥厚性鼻炎や鼻茸の患者
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ド薬は効果発現が早く、約 1~2 日で効果がみられる。長期
連用により改善率は上がる。重症例にも効果があり著効例
も多い。抗ヒスタミン薬に抵抗する鼻閉にも有効で、点鼻
用血管収縮薬の離脱にも有効である。また、血管運動性鼻
炎にも効果がある。効果発現が早いので、これまで初期療
法 に は 必 要 な い と 考 え ら れ て い た が 、 minimum persistent
inflammation の考え方から初期の炎症から使用することで
飛散ピーク時の症状増悪を抑制できることが明らかとな
り、初期療法にも用いられる。
鼻噴霧用ステロイド薬における使用感とアドヒアランスに
ついての文献 3) によると、鼻噴霧用ステロイド薬はミスト
タイプとパウダータイプの 2 つがあり、鼻漏過多の場合に
ミストタイプは薬剤が流れやすいのに対し、パウダータイ
プは徐放性で粘着性があることから効果を発揮しやすい
が、鼻腔通気の不良な例ではパウダーが鼻入口部で固まり
効果が実感されにくいと一般的にはされており、どちらの
形状を使用するかは個々の患者の鼻内所見・病型と患者の
好みに応じて選択するべきと考えられている。
安全性に関
<副作用>
する情報(添
重大な副作用
付文書 4 ) よ
アナフィラキシー(頻度不明)
高頻度(5%以上)の
副作用
該当なし
り)
<警告>
該当しない
<禁忌>
・有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者
[症状を増悪するおそれがある。]
禁忌・注意事
項(添付文書
4 ) より)
・本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
<特定の背景を有する患者に関する注意>
●合併症・既往歴等のある患者
・鼻咽喉感染症(有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身
の真菌症を除く)の患者
症状を増悪するおそれがある。
・反復性鼻出血の患者
出血を増悪するおそれがある。
・重症な肥厚性鼻炎や鼻茸の患者
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