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会議資料[11.8MB] (39 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41758.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第28回 7/26)《厚生労働省》
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状況について カゾンプロピオン酸エステル)、ロートアルガードクリアノーズ

季節性

アレルギー専用(有効成分:フルニソリド)がスイッチ OTC 化されてい
るが、これらはミストタイプの鼻噴霧用ステロイド薬であり、パウダータ
イプの鼻噴霧用ステロイド薬はまだない。
本製剤が OTC 化された場合には、治療薬の選択肢が広がり、セルフメデ
ィケーションの向上につながる。
本剤は、鼻腔への刺激性の軽減を考慮し、防腐剤や保存剤を含有しない粉
末薬剤であり、かつ既承認の OTC 鼻噴霧用ステロイド薬と同程度の有効
性・安全性を有することから、OTC 医薬品として十分に期待できる。
本製剤「エリザス点鼻粉末 200 μg 28 噴霧用」(定量噴霧式製剤)は噴霧
器にあらかじめ充填されている製剤粉末を噴霧して使用する。
定量噴霧式製剤は、専用噴霧器にカプセルをセットしてカプセル内の粉末
OTC 化 さ れ を噴霧して使用する「エリザスカプセル外用 400 μg」
(カプセル製剤)の
た際の使われ 煩雑な操作を改善する目的で発売された。患者ならびに医師を対象とした


使用印象調査 7 ) においてカプセル製剤に対して定量噴霧式製剤が「使い
やすくなったか」ならびに「操作にかかる時間は短くなったか」の質問に
対し、「非常にそう思う」および「そう思う」と回答した患者の割合はそ
れぞれ 79.0%、73.7%と大多数を占め、定量噴霧式製剤はカプセル製剤に
比べて操作が簡便であると考える。一方で、「思わない」または「あまり
思わない」と回答した患者の割合はいずれも 15.8%であったため、一部の
患者についてはカプセル製剤のニーズがあるものと考えられる。
使用方法の違いによるユーザビリティは異なるが、2 つの剤形の臨床での
使われ方や位置付けについて大きな違いはないと考える。

関連するガイ 鼻アレルギー診療ガイドライン 2020 年版(日本耳鼻咽喉科免疫アレルギ
ドライン等

ー学会 鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会)

その他

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