13 財政状態及び運営状況の法人の長による説明情報
（１）貸借対照表
（資産）
令和５年度末現在の資産合計は 567,062 百万円と、前年度比 53,573 百万円減
（8.6％減）となっています。
これは、特定石綿被害建設業務労働者等の給付金等の支払 39,041 百万円により
現金及び預金が 172,762 百万円と前年度比 41,807 百万円減となったことが主な要
因です。
（負債）
令和５年度末現在の負債合計は 283,989 百万円と、前年度比 42,609 百万円減
（13.0％減）となっています。
これは、特定石綿被害建設業務労働者等の給付金等の支払に係る特定石綿給付金
等基金預り金が前年度比 39,069 百万円減となったことが主な要因です。
（２）行政コスト
令和５年度の行政コストは、損益計算書上の費用として 394,952 百万円、その他
行政コストとして 2,244 百万円となり、397,196 百万円となっています。
（３）損益計算書
（経常費用）
令和５年度の経常費用は 394,230 百万円と、4,944 百万円増(1.3％増)となって
います。
これは、薬品費、診療材料費等の材料費が 94,466 百万円と、前年度比 4,689 百
万円増となったことが主な要因です。
（経常収益）
令和５年度の経常収益は 384,942 百万円と、前年度比 11,481 百万円減（2.9％減
）となっています。
これは、コロナ関係の補助金に係るその他補助金収益が 10,500 百万円と前年度
比 25,502 百万円減となったことが主な要因です。
（当期総損益）
上記経常損益の状況及び臨時損失として固定資産除却損、減損損失を 722 百万
円、臨時利益として貸倒引当金戻入益、運営費交付金精算収益化額を 142 百万円、
前中期目標期間繰越積立金取崩額を 2,675 百万円計上した結果、令和４年度の当期
総利益 6,800 百万円から令和５年度の当期総損失 7,194 百万円となっています。
（４）純資産変動計算書
令和５年度の純資産は、当期純損失の計上等により 283,073 百万円と、前年度比
10,964 百万円減（3.7％減）となっています。
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