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資料1_大学病院の各機能に関する課題と重点化 (72 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/124/mext_00015.html
出典情報 今後の医学教育の在り方に関する検討会(第12回 3/21)《文部科学省》
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高度医療人材養成事業(大学病院における医療人材養成環境の更なる高度化)における支援イメージ
本事業は、各附属病院が置かれている実情等を踏まえ、養成しようとする医療人材像を明確にしたうえで、特色ある教育・研究分
野での教育プログラムの構築又は刷新を行うために必要な最先端医療設備の整備に対して支援するもの
支援対象(イメージ)

●支援対象となる教育プログラムの内容
大学病院が所在する地域の医療需要・医療提供体制
や、その他の各大学病院の置かれた実情(医師偏在、
自院の強み等)などを踏まえ、養成しようとする医療人材
像を明確にして実施する教育プログラムを対象とする。
【参考資料】今後の医学教育の在り方に関
する検討会(第10回)R6.5.17

●地域医療を中心に従事する医師を養成する教育プログラムの実施
【取組イメージ】
地域の医療機関とも連携して遠隔ICUシステムを導入し、
将来的に求められる遠隔医療に携わる医療人材の養成プログラム
を構築する。
●特定の診療科に従事する医師を養成する教育プログラムの実施
【取組イメージ】
大学が所在する地域で不足する外科医の養成を強化するため、
手術支援ロボット(デュアルコンソール機能)を整備し、
より実践的な技能を習得させるための教育プログラムを実施する。
●研究に主として従事する医師を養成する教育プログラムの実施
【取組イメージ】
ハイスペック(動態撮影・3D撮影など)のコンピュータ断層撮影
装置(CT)を活用し、新たな撮影手法の実践など研究マインド
を持った医療人材を醸成するための教育プログラムを実施する。
●大学病院を中心に従事する医師を養成する教育プログラムの実施
【取組イメージ】
最先端の超音波画像診断装置の機能を活用し、病態理解を
深化させるための放射線科医・放射線技師を対象とした
多職種連携プログラムを実施する。

(提供)横浜市立大学

(提供)大阪医科薬科大学

(提供)国際医療福祉大


(提供)慶應義塾大学

●その他
【取組イメージ】 医師養成(必須)と連携して取り組む歯科医師・薬剤師・看護師等の医
療人材養成プログラムなど
支援対象となる医療設備の内容

教育・研究に供する高度な機能※を持つ医療設備のうち教育プログラムを実施するために必要な医療設備を対象とする
※例えば、64列以上のCTや、高度な知識・手技の習得に効果的な機能(手技の共有や病態理解の深化を促進するもの)など
、一般的な診療で必要とされるものと診療報酬上の評価は変わらないが、大学病院における教育・研究のために求められるもの

事業成果
・大学病院における人材養成環境を高度化し、 地域間・診療科間等における医師偏在の課題をはじめとした社会で求められる医療人材の養成機能を強化。
・大学病院における医師の働き方改革と大学病院の教育・研究機能の強化を両立し、大学病院改革の加速化。
⇒「現在の医療」及び「未来の医療」に対応し、安定した医療人材を輩出する基盤を構築する。

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