○調剤(その1)について-5 (140 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00098.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第483回 7/14)《厚生労働省》 |
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(保険医療機関と保険薬局の連携)
・ 入退院時の連携により服薬情報等の把握が容易になることで、医療機関での持参薬確認業務負担の軽減や退院後の服薬ア
ドヒアランスの向上・維持につながると考えられる。
・ 退院時共同指導料の薬局での算定回数は増加傾向にあるが、少ない。
(在宅訪問薬剤管理指導)
・ 在宅医療において、薬剤師は、他職種から、服薬状況の管理や薬剤保管管理の指導といった役割を求められており、薬剤師
が在宅医療に関与することで、薬剤による有害事象や服薬状況が改善したという報告や、医師と連携して薬剤師が在宅訪問を
行うことで、投薬数や薬剤費が減少したという報告がある。
(オンライン服薬指導)
・ オンライン服薬指導については、改正薬機法に基づき令和2年9月から、オンライン診療又は在宅訪問診療に係る処方箋に
基づく調剤において実施が可能となっていたが、新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、時限的・特例的取扱いを実施し、それ
以外の診療に基づく処方箋を受け付けた場合であっても実施可能とする等の対応を行っている。
・ 調剤報酬についても、臨時的・特例的取扱いとして、オンライン服薬指導を実施した場合でも、対面で実施した場合と同様の
薬剤服用歴管理指導料及びその加算を算定可能とする対応を行っている。
・ 今後、オンライン服薬指導については、今回の新型コロナウイルス感染症の感染拡大に際しての時限的措置の実績を踏まえ、
2021年夏を目途に医薬品医療機器等法に基づくルールの見直しの検討を行うとともに、診療報酬の評価の検証を行い、必要
な見直しの検討を行うこととされている。
【論点】
○ 薬局・薬剤師が、対物中心の業務から、患者・住民との関わりの度合いの高い対人業務へとシフトすること
により、薬物療法や健康維持・増進の支援に一層関わり、患者・住民を支えていくことが重要であることを踏ま
え、診療報酬のあり方について、どのように考えるか。
○ かかりつけ薬剤師・薬局の普及の促進、多剤・重複投薬への取組、処方箋の反復利用など、「経済財政運営
と改革の基本方針2021」等を踏まえた今後の対応について、どのように考えるか。
○ オンライン服薬指導については、今回の新型コロナウイルス感染症の感染拡大に際しての時限的措置の実績
を踏まえ、医薬品医療機器等法に基づくルールの見直しが行われることを踏まえ、診療報酬について、具体的に、
どのような検討が必要か。
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