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○調剤(その1)について-5 (74 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00098.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第483回  7/14)《厚生労働省》
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入院、外来、在宅医療における処方内容の把握等の特徴
○ 入院中は処方内容の一元的な把握・管理、処方変更後の患者の状態について多職種による確認が可能
(外来では処方内容の把握や処方変更後の状態の確認が容易ではない。)。
○ 地域における継続的な医学・薬学的管理のためには、入院から外来や在宅への移行時に、薬剤の変更理由、
変更後の状態等について、かかりつけ医や薬剤師へ引継ぎを行うことが重要。
1.処方内容の把握、処方変更後の状態の把握
処方内容の把握等







処方変更後の患者の状態の確認

入院

入院中は一元的に管理が可能

多職種による常時確認が可能

外来

定期的・継続的に外来通院する患者であっても、
他院での治療・処方経過が都度報告されるとは限らない 容易ではない
⇒定期的な確認が必要

在宅医療

外来通院時よりも把握が容易

在宅訪問時に確認が可能

特別養護老人ホームなど
(常勤医師:いない)

施設スタッフが服薬支援を行っており、把握が容易

介護・介護職等により確認が可能

介護老人保健施設など
(常勤医師:いる)

入所中は一元的に管理

多職種による患者の状態の確認が可能

2.入院から外来・在宅医療への移行時の一般的な留意点

○ 薬剤の変更・中止の理由、処方変更後の患者の状態等について、地域のかかりつけ医や薬剤師に引き継ぐ
○ 地域のかかりつけ医は、退院後の生活に合わせた処方を検討する 等

出典:高齢者の医薬品適正使用の指針(各論編(療養環境別))等を踏まえ、医療課において作成

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