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○調剤(その1)について-5 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00098.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第483回  7/14)《厚生労働省》
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薬剤師・薬局を取り巻く環境の変化

第1回 薬剤師の養成及び
資質向上等に関する検討会
令和2年7月10日

資料2

○ 近年、高齢化が進展し、新薬等の開発が進む中、多剤投与による副作用の懸念の高まり、薬物療法において特に副作用に注意を
要する疾病(がん、糖尿病等)を有する患者の外来治療へのシフトなどが見られる。
○ 医療機関の機能分化、在宅医療や施設・居住系介護サービスの需要増等が進展する中で、患者が地域で様々な療養環境(入
院、外来、在宅医療、介護施設など)を移行するケースが増加している。
○ 薬剤師・薬局は、このような状況の変化に対応し、地域包括ケアシステムを担う一員として、医療機関等の関係機関と連携しつつ、そ
の専門性を発揮し、患者に安全かつ有効な薬物療法を切れ目なく提供する役割を果たすことが求められている。

病気になったら・・・

多剤投与の実態

地域包括ケアシステムの姿

・80歳以上の患者の7割超が、6種類以上の薬を服用。

医 療

介護が必要になったら・・・

介 護
病院:
急性期、回復期、慢性期

<1日当たり使用している薬(定期的に医療機関に行って処方してもらっている薬がある患者)>

0.8

3.9

80歳以上

8.9 7.8 11.3

0%

・薬局

20%

1種類

・地域包括支援センター
・ケアマネジャー

3.9

1.9

日常の医療:
・かかりつけ医、有床診療所
・地域の連携病院 ・歯科医療

住まい

61.5

■在宅系サービス
■施設・居住系サービス

・自宅
・サービス付き高齢者向け住宅等

2種類

40%
3種類

4種類

60%
5種類

80%
6種類

7種類以上

100%
無回答

(診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(H29かかりつけ薬剤師調査)速報値より)

外来で治療を受けるがん患者数の増加
・外来で治療を受けるがん患者は、入院で治療を受けるがん患者の約1.5倍。
(万人)

<調査日に受療したがん患者の推計数>

20

外来

老人クラブ・自治会・ボランティア・NPO 等

15

入院

18.36
12.61

いつまでも元気に暮らすために・・・

生活支援・介護予防

10

H8

H11

H17

H23

H29

(平成29年患者調査より)

18