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参考資料3 当事者2団体合同の言語聴覚士教育の見直し要望書(差替え版)(日本言語聴覚士協会及び全国リハビリテーション学校協会 提出資料) (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26113.html
出典情報 言語聴覚士学校養成所カリキュラム等改善検討会(第4回 6/8)《厚生労働省》
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■別添資料7:<別表第一、別表第二の教育目標について>
資料➀:日本言語聴覚士協会発刊「言語聴覚士養成教育ガイドライン」第2部


言語聴覚士養成教育モデル・コア・カリキュラム(P20~64)の一般目標を抜粋

言語聴覚障害の基礎
教育内容

一般目標

1.言語とコミュニケーション

言語聴覚障害および言語聴覚臨床について学修するうえで基礎となる言語とコミュニケーションに関する知識・技能・態度を修得する。

2.人体のしくみ・疾病と治療

言語聴覚障害におよび言語聴覚臨床について学修するうえで基礎となる人体のしくみ・疾病と治療に関する知識・技能・態度を修得する。

3.心のはたらき

言語聴覚障害および言語聴覚臨床について学修するうえで基礎となる心のはたらきに関する知識・技能・態度を修得する。

4.生活と社会

言語聴覚障害および言語聴覚臨床について学修するうえで基礎となる社会保障、リハビリテーション、学校教育に関する基本的知識を修得する。



言語聴覚臨床の基本:言語聴覚障害の特性と種類、言語聴覚士の役割・専門性および言語聴覚療法の基本概念を修得する。

1.言語・認知系

2.発声発語・摂
食嚥下系

3.聴覚系

1)失語・高次脳
機能障害領域

(1)総論

①言語聴覚障害の理解:失語症および高次脳機能障害に共通する基本的知識と技能を修得する。
②言語聴覚療法の展開:失語症と高次脳機能障害に共通する言語聴覚療法の評価診断および言語治療(訓練・指導・支援)に関する知識・技能・態度を修得する。

(2)失語症

①言語聴覚障害の理解:失語症の基本的概念と知識を修得する。
②言語聴覚療法の展開:失語症に対する言語聴覚療法の評価診断および言語治療(訓練・指導・支援)に関する知識・技能・態度を修得する。

(3)高次脳機能障害

①言語聴覚障害の理解:高次脳機能障害の基本的概念と知識を修得する。
②言語聴覚療法の展開:高次脳機能障害に対する言語聴覚療法の評価診断および言語治療(訓練・指導・支援)に関する知識・技能・態度を修得する。

2)言語発達障害領域

①言語聴覚障害の理解:言語発達障害の基本的概念と知識を修得する。
②言語聴覚療法の展開:言語発達障害および関連障害に対する言語聴覚療法の評価診断および言語治療(指導・支援)に関する知識・技能・態度を修得する。

3)発話障害領域 (小児系・成人系)

①言語聴覚障害の理解:発話障害および関連障害の基本的概念と知識を修得する。
②言語聴覚療法の展開
・小児系発話障害:小児系発話障害に対する言語聴覚療法の評価診断および言語治療(訓練・指導・支援)に関する知識・技能・態度を修得する。
・成人系発話障害:成人系発話障害に対する言語聴覚療法の評価診断および言語治療(訓練・指導・支援)に関する知識・技能・態度を修得する。

4)流暢性障害領域

①言語聴覚障害の理解:流暢性障害および関連障害の基本的概念と知識を修得する。
②言語聴覚療法の展開:流暢性障害および関連障害に対する言語聴覚療法の評価診断および言語治療(指導・訓練・支援)に関する知識・技能・態度を修得する。

5)音声障害領域

①言語聴覚障害の理解:音声障害および関連障害の基本概念と知識を修得する。
②言語聴覚療法の展開:音声障害に対する言語聴覚療法の評価診断および言語治療(訓練・指導・支援)に関する知識・技能・態度を修得する。

6)摂食嚥下障害領域

①言語聴覚障害の理解:摂食嚥下障害および合併症・関連障害の基本的概念と知識を修得する。
②言語聴覚療法の展開:摂食嚥下障害に対する言語聴覚療法の評価診断および言語治療(訓練・指導・支援)に関する知識・技能・態度を修得する。

7)聴覚障害領域

①言語聴覚障害の理解:聴覚障害および関連障害に関する基本的概念と知識を修得する。
②言語聴覚療法の展開:聴覚障害に対する言語聴覚療法の評価診断および言語治療(訓練・指導・支援)に関する知識・技能・態度を修得する。

E 臨床実習(見学・評価・総合)
1.臨床実習の基本

対象児・者およびその家族と信頼関係を保ち、基本的な臨床的態度および技能を修得する。

2.臨床実習の展開

①見学実習:修得した知識・技能・態度を統合して言語聴覚療法の役割・職務を理解し、対象児・者の特徴と問題を把握できる。
②評価実習:修得した知識・技能・態度を統合して臨床に適用し、言語聴覚療法の評価診断の技能を修得する。
③総合実習:修得した知識・技能・態度を統合して臨床に適用し、言語聴覚療法の評価診断および訓練・指導・支援の技能を修得する。

3.領域別の臨床実習

各種障害について修得した知識・技能・態度を統合して臨床に適用し、言語聴覚療法の評価診断、言語治療(訓練・指導・支援)の技能を修得する。

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