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参考資料3 当事者2団体合同の言語聴覚士教育の見直し要望書(差替え版)(日本言語聴覚士協会及び全国リハビリテーション学校協会 提出資料) (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26113.html
出典情報 言語聴覚士学校養成所カリキュラム等改善検討会(第4回 6/8)《厚生労働省》
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資料②
日本言語聴覚士協会発刊「言語聴覚士養成教育ガイドライン」第2部 言語聴覚士養成教育モデル・コア・カリキュラムの到達目標を抜粋
到達目標

地域言語聴覚療法

(1)基本的概念

①地域リハビリテーションの歴史的・社会的背景を概説できる。
②地域リハビリテーションに関連する基本概念を説明できる。
(ノーマライゼーション、エンパワーメント、インクルージョン、医学モデル、社会モデルを含む)
③地域リハビリテーションの意義を説明できる。
④地域言語聴覚療法の概念と視点を説明できる。
⑤地域言語聴覚療法における言語聴覚士の役割を説明できる。(予防・機能・活動・参加・背景要因の観点)
⑥地域言語聴覚療法の利用者・児の特徴を説明できる。
⑦地域における連携の原則を説明できる。

(2)地域言語聴覚療法を支えるシステムと

①介護関連の制度・システムを説明できる。

制度

②福祉関連の制度・システムを説明できる。
③医療関連の制度・システムを説明できる。
④発達・教育関連の制度・システムを説明できる。
⑤インフォーマル支援を説明できる。

(3)地域言語聴覚療法の展開

①支援のプロセスを説明できる。
②支援計画を作成するうえで必要な情報の種類と収集方法を説明できる。
(医学面、言語・認知面、聴覚・視覚・知覚面、発声発語面、運動等の関連行動面、心理・社会面)
③基本的な健康状態の評価法を示し、模擬的に評価できる。(意識 バイタルサイン 栄養状態を含む)
④基本的なリスク要因を説明することができる。(転倒、てんかん、窒息、肺炎、低栄養、脱水、口腔衛生、感染症、廃用、咽頭逆流を含む)
⑤言語聴覚障害を評価する方法を示し、模擬的に実施できる。
(言語発達障害、自閉症スペクトラム障害、学習障害、聴覚障害、発声発語障害、吃音、摂食嚥下障害、失語症、高次脳機能障害、認知症)
⑥収集した情報を分析・統合し、障害の種類、特徴、問題点を把握できる。(機能、活動、心理、参加、背景要因の観点)
⑦評価サマリを作成できる。
⑧障害の特徴と発生メカニズムを考え、対象者の症状および特性に応じた個別的な支援計画を作成できる。
(目標 期間 必要なサービス 訓練・指導 連携の体制)
⑨評価結果および支援計画を家族および他職種に説明する方法を示すことができる。
⑩他職種と連携して支援する方法を説明することができる。
⑪地域における各種障害の訓練・指導法の要点を説明できる。
⑫地域において言語聴覚療法を提供する形態と特徴を説明できる。
(外来通院、在宅訪問、施設通所、施設入所、地域包括ケアシステムを含む) (健診、巡回相談、療育・教育を含む)
⑬訓練・指導記録および報告書を作成する方法を示し、模擬的に作成できる。
⑭評価・指導・支援の結果を介護者・保護者および他職種に提供する方法を示すことができる。
⑮安全管理について説明できる。

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