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参考資料3 当事者2団体合同の言語聴覚士教育の見直し要望書(差替え版)(日本言語聴覚士協会及び全国リハビリテーション学校協会 提出資料) (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26113.html
出典情報 言語聴覚士学校養成所カリキュラム等改善検討会(第4回 6/8)《厚生労働省》
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■別添資料8:言語聴覚士法第三十三条第四号の規定に基づき厚生労働大臣の定める科目(見直し案)
現 行

見直し(案)
単位

教育目標

必須内容

一 基礎医学
(医学総論、解剖学、生理学及び病理学を含む。)

基礎医学系

区分

3単位
以上

医学総論、解剖学、生理学及び病理学の観
点から、言語聴覚療法に関わる人体の構造と
機能の知識を系統的に学ぶ。

二 臨床医学
(内科学、小児科学、精神医学、リハビリテーション
医学、耳鼻咽喉科学、臨床神経学及び形成外科
学を含む。)

臨床医学系

8単位
以上

言語聴覚療法に必要な臨床医学(内科、小児
科、精神医学、リハビリテーション医学、耳鼻
咽喉科、臨床神経及び形成外科、形成外科、
口腔外科学、臨床歯科医学)、栄養、薬理、
救急救命及び予防の基礎的知識を学び、言
語聴覚領域の疾患との関連を系統的に理解
する。

健康・疾病・障害と社会環境、医の倫理、医療行為、人口・保健統計、疫学、健康管理・予防
医学、母子保健、成人・老人保健、精神保健、感染症対策、環境保健、人体の大要、細胞と
組織、系統、発生、一般生理学、運動機能、感覚機能、睡眠と脳波、記憶と学習、自律機
能、血液、循環、呼吸、消化と吸収、体液調整と尿排泄、内分泌・生殖機能、疾病の原因、病
変、遺伝、免疫
内科診断学総論、内科治療学総論、循環器疾患、呼吸器疾患、膠原病・アレルギー・免疫疾
患、血液疾患、消化器疾患、腎臓疾患、内分泌・代謝疾患、感染症、老年医学、小児の発達
と成長、胎児医学と出生前医学、周産期医学、脳性麻痺と運動器疾患、てんかんと痙攣性疾
患、中枢神経の奇形,変性疾患,脳腫瘍など、感染症、発達障害、その他の疾患、精神医学
の方法、精神障害の分類、精神科症候学、精神疾患、ライフサイクル、精神保健(メンタルヘ
ルス)、リハビリテーション医学総論、検査と評価、治療総論、各種疾患・障害のリハビリテーシ
ョン、耳科学、鼻科学、口腔・咽頭科学、喉頭科学、気管食道科学、頭頸部腫瘍学、脳血管
障害、頭部外傷、脳腫瘍、感染症、変性疾患、認知症、水頭症、脱髄疾患、末梢神経障害、
筋疾患、頭痛、形成外科学総論、組織移植、外傷,熱傷,潰瘍、口唇・顎・口蓋裂、頭蓋,顔面,
耳介の先天異常、頭頸部外科手術に伴う障害、瘢痕とケロイド、歯、歯周組織、口腔、顎、顔
面、顎関節、唾液腺、口腔ケア、歯科医学的処理、構音、摂食、咀嚼の障害と関係ある疾
患、構音、摂食、咀嚼の障害に対する歯科医学的治療法、救急医療システム、救急時の指
標(バイタルサイン、Japan Coma Scale、Glasgow Coma Scale、トリアージ、窒息、含む)、基本
的救急措置、一次救命措置(BLS)、スタンダードプリコーション

四 音声・言語・聴覚医学
(神経系の構造、機能及び病態を含む。)

音声・言語・聴覚医
学領域

4単位
以上

聴覚、神経、発声・発語に関する言語聴覚療
法の基礎知識を系統的に学ぶ。また、医用画
像の基礎的知識と評価を学ぶ。

呼吸器の基本構造、呼吸運動、呼吸器機能検査、呼吸器系の病態、喉頭の基本構造、喉頭
の機能、喉頭の病態、喉頭の検査、構音器官の基本構造、構音運動、構音器官の病態、構
音器官の検査、聴器の構造、聴器の機能、聴器の病態、中枢神経系の構造、末梢神経系の
構造、神経細胞の働き、中枢神経系の機能、末梢神経系の機能、中枢神経系の病態、末梢
神経系の病態、神経生理、医療画像診断の方法と評価

五 臨床心理学
六 生涯発達心理学
七 学習・認知心理学(心理測定法を含む。)

心理系

7単位
以上

言語聴覚障害および言語聴覚臨床について
学修するうえで基礎となる心のはたらきに関す
る知識・技術・態度を修得する。

感覚、知覚・認知、学習、記憶、思考・知識、言語、対人認知、心理物理学的測定法、テスト
理論、尺度構成法、調査法、データ解析法、パーソナリティ理論、発達各期における心理臨
床的問題、異常心理、臨床心理学的アセスメント、心理療法、発達の理念、新生児期・乳児
期、幼児期・児童期、青年期、成人期・老年期

八 言語学
九 音声学
十 言語発達学
十一 音響学(聴覚心理学を含む。)

言語聴覚基礎系

9単位
以上

言語学、音声学、音響学、聴覚心理学、言語
発達学の観点から言語・コミュニケーション分
野で言語聴覚士に必要な基礎的知識を習得
する。

言語学の基礎、日本語の音韻論、形態論、統語論、意味論、語用論、発声発語器官と構音、
音声の基礎知識、音の物理的側面、音響管の周波数特性、音声生成の音響理論、言語音
の生成と知覚、音声の音響分析、音の心理物理学、聴覚の周波数分析とマスキング分析、両
耳の聞こえ、言語の発達に関する知識

十二 社会福祉・教育
(社会保障制度、リハビリテーション概論及び関係
法規を含む。)

地域包括支援・社
会福祉・教育系
(地域言語聴覚療
法含む)

3単位
以上

言語聴覚臨床の基礎となる社会福祉、リハビ
リテーション、学校教育に関する基本的知識
を修得する。さらに、言語聴覚療法の業務に
関する自立支援、就労支援、地域包括ケアシ
ステム及び多職種連携の実践能力を養う。

社会保障と社会福祉、社会保障の体系と範囲、社会保障を構成する各制度、社会福祉を構
成する各法規、障害者に関する施策と実施体制、社会福祉援助技術、社会保障の実施体
制、リハビリテーションと障害論、教育リハビリテーション、職業リハビリテーション、社会リハビ
リテーション、地域リハビリテーション、医療リハビリテーション、関係職種と法規、言語聴覚療
法提供の形態、多職種連携、地域における各種の情報収集・評価・訓練・支援

十三 言語聴覚障害学総論
(言語聴覚障害診断学を含む。)

言語聴覚療法基礎


2単位
以上

言語聴覚障害の特性と種類、言語聴覚士の
役割・専門性および言語聴覚療法の基本概
念を修得する。言語聴覚障害研究の基本的
知識・技能を修得する。

言語聴覚障害学総論、臨床の基礎、言語聴覚士の職務内容、職業倫理、評価・診断の理
念、評価・診断の過程、研究倫理、文献検索の方法、論文の読み方、研究の種類、研究の進
め方、基本的統計分析法、発表、報告の方法

三 臨床歯科医学(口腔外科学を含む。)

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