資料 (106 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/content/001016859.pdf |
出典情報 | 医道審議会 保健師助産師看護師分科会(11/28)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
准看護師教育の基本的考え方
1) 人間を身体的・精神的・社会的側面から把握し、対象者を生活する人として理解する基礎的能力を養
う。
2)
医師、歯科医師、又は看護師の指示のもとに、療養上の世話や診療の補助を、対象者の安楽を配慮
し安全に実施することができる能力を養う。
3)
疾病をもった人々と家族のさまざまな考え方や人格を尊重し、倫理に基づいた看護が実践できる基礎
的能力を養う。
4)
保健・医療・福祉チームにおける各職種の役割を理解し、准看護師としての役割を果たす基礎的能力
を養う。
5)
看護実践における自らの課題に取り組み、継続的に自らの能力を維持・向上する基礎的能力を養う。
教育内容
時間数
留意点
基礎分野
論理的思考の基盤
35
コミュニケーションの基礎となる読解力及び表
現力を養う内容とする。
情報通信技術(ICT)の基礎的知識や情報管理
を学ぶ内容とする。
人間と生活・社会
35
保健・医療・福祉を取り巻く社会の仕組みを知る
ための基礎的能力を養う内容とする。
人権の重要性について理解し、倫理的な視点や
尊厳の保持について学び、人間を生活者として
理解するための内容とする。
小 計
70
専門基礎分野
人体の仕組みと働き
105
人体の構造と機能について、生活行動の観点
から理解する内容とする。
栄養
35
薬理
70
疾病の成り立ちと回復を理解するのに必要な
薬物、感染症、栄養等に加え、感染と予防につ
いて理解するための基礎的知識を学ぶ内容と
する。
疾病の成り立ち
105
保健医療福祉の仕組み
35
看護と法律
小 計
専門分野
基礎看護
看護概論
基礎看護技術
准看護師としての役割と責任を果たすために、
保健医療福祉の仕組みを理解し、かつ、看護
に係る法制度と結び付けて学ぶ内容とする。
350
385
看護の基盤となる「看護」及び「環境」「健康」
「人間」の概念、生活者としての対象の理解、
准看護師の役割と機能、在宅などの多様な場
における療養生活や基礎的な災害時の看護に
ついて学ぶ内容とする。
また、シミュレーション教育を活用し、実践に結
び付けられるよう教授方法を工夫する。
70
患者の人権を守るとともに倫理に基づいた行
動がとれる内容とする。
245
患者等の心理を理解し、信頼関係を深めること
ができるコミュニケーション技術を身につける
32