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資料1-2-3-3    薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注5~11歳用・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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接種後の非典型的川崎病と診断した。

IVIg と ASA および PSL による治療を行った。IVIg は 5 日間で 2.0g/kg を
投与する計画とし、解熱が得られ 48 時間が経過した発症8日目に中止し
た。(総投与≒1.0g/kg)ASA は、50mg/kg/日で内服を開始し、CRP が陰性
化した発症 11 日目に 5.0mg/kg/日へ減量した。PSL は急性期であること
や、MIS−AおよびMIS−Cでステロイドが著効した先行論文を参考
に 1.0mg/kg/日で投与した。PSL 投与は、CRP 陰性化した後、5 日以上経過
した発症 18 日目に 0.5mg/kg/day へ減量した。

PSL は発症 22 日目に中止した。

身体症状は、解熱と伴に速やかに消失したが、皮膚の発疹のみ持続した。

発症 23 日目には落屑となり、消失した。

治療後 1 ヵ月の心臓超音波検査で異常の指摘はなかった。

BNT162b2 のバッチ/ロット番号に関する情報は要請されており、入手次第
提出する。

追加情報:(2022/10/18)本報告は、追跡調査依頼に応答した連絡可能な
同医師から入手した自発追加報告である。

更新情報は以下を含んだ:

被疑薬について、投与経路に筋肉内を追加、解剖学的部位を追加。併用治
療をなしにチェック。臨床検査値を追加。

再調査は完了した。これ以上の追加情報は期待できない。

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