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新型コロナウイルス感染症患者受入れのための病床確保事業等の実施状況等について 本文 (27 ページ)

公開元URL https://www.jbaudit.go.jp/pr/kensa/result/5/r050113.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症患者受入れのための病床確保事業等の実施状況等について(1/13)《会計検査院》
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図表4-1

検査の対象とした496医療機関ごとの確保病床の病床利用率の分布状況(令和3年
1月、同年8月及び4年2月の各月平均)
(単位:医療機関)

(注) 調査対象期間中に新規にコロナ病床を確保するなどした医療機関があることから各月の医療機関数の計
は検査の対象とした496医療機関とは一致しない。



確保病床の病床利用率が50%を下回っていた医療機関の状況
前記のとおり、病床確保事業等については、コロナ病床が空いているのにコロナ
患者が入院できなかったり、コロナ病床を確保したとして病床確保補助金等や受入
補助金の交付を受けながらコロナ患者を受け入れない医療機関が見受けられたりす
るなどの報道がなされている。
そして、全国における確保病床の平均病床使用率は各月とも50%台となっており、
また、検査の対象とした496医療機関における確保病床の病床利用率も平均では各月
とも50%以上となっていたが、医療機関によって大きな差がある状況となっていた。
そこで、496医療機関のうち、各月の確保病床の病床利用率が50%を下回っていた
医療機関(3年1月で197医療機関(同月の調査対象457医療機関全体に占める割合43.
1%)、同年8月で136医療機関(同月の調査対象476医療機関全体に占める割合28.5
%)、4年2月で136医療機関(同月の調査対象493医療機関全体に占める割合27.5

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