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新型コロナウイルス感染症患者受入れのための病床確保事業等の実施状況等について 本文 (45 ページ)

公開元URL https://www.jbaudit.go.jp/pr/kensa/result/5/r050113.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症患者受入れのための病床確保事業等の実施状況等について(1/13)《会計検査院》
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図表6-2

特定機能病院等のICU区分に該当する124医療機関における入院コロナ患者1人
1日当たりの診療報酬額と病床確保料上限額との差の状況

(イ) 休止病床に係る病床確保料
休止病床に係る機会損失として、重点医療機関となっている426医療機関のうち、
(注30)
医事システム上データの算出が可能であった211医療機関について、休止病床を
設定する以前の年度である元年度1か年分を対象に病棟の一部又は全部が休止病床
となっている病棟において、休止前に入院していた患者(以下「休止前入院患
者」という。)の診療報酬額を休止前入院患者の診療実日数で除すなどして算定
した診療報酬額(以下、(イ)において「入院患者1人1日当たりの診療報酬額」とい
う。)を用いることとした。
入院患者1人1日当たりの診療報酬額と病床確保料上限額とを比較したところ、
211医療機関全体でみると、図表6-3のとおり、特定機能病院等及び一般病院のい
ずれについても、療養病床区分以外の区分では、入院患者1人1日当たりの診療報
酬額が病床確保料上限額を6,361円から84,591円下回っている一方、療養病床区分
では、入院患者1人1日当たりの診療報酬額が病床確保料上限額を特定機能病院等
で33,258円、一般病院で32,039円上回っていた。
(注30)

医事システム
医療機関において診療報酬請求事務を処理するための
コンピュータシステム

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