よむ、つかう、まなぶ。
新型コロナウイルス感染症患者受入れのための病床確保事業等の実施状況等について 本文 (32 ページ)
出典
公開元URL | https://www.jbaudit.go.jp/pr/kensa/result/5/r050113.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症患者受入れのための病床確保事業等の実施状況等について(1/13)《会計検査院》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
された。
次いで回答数が多かった図表4-4のイ及びエについては、各医療機関において、当
該医療機関が当初受け入れることを想定したコロナ患者等の看護必要度等に見合っ
た入院受入体制は確保されていたものの、実際は、既に入院しているコロナ患者等
の対応に看護師等の稼働が割かれるなどして人数が不足し、入院受入要請のあった
コロナ患者等の受入れが困難になっていた状況となっていたと思料された。
また、都道府県調整本部等からのコロナ患者等の入院受入要請を断った理由を、
「確保病床数には、コロナ患者等を担当する医師、看護師等の人数を増員できた場
合に受入可能となる病床が含まれていたが、実際は想定していた人数を確保できな
かったため」(図表4-4のキ)と回答した医療機関(3年1月3医療機関、同年8月6医
療機関、4年2月1医療機関)における当該各月の確保病床の病床利用率、確保病床数
及び実際に入院受入可能であった確保病床数を示すと、図表4-5のとおりとなってい
た。
図表4-5
入院受入要請を断った理由として、「確保病床数には、コロナ患者等を担当する
医師、看護師等の人数を増員できた場合に受入可能となる病床が含まれていたが、
実際は想定していた人数を確保できなかったため」と回答した医療機関の状況
(単位:床)
令和3年1月
調査対象
年月等
医療機関
確保病床
の病床利
用率
3年8月
注(2)
注(3)
確保 左のうち実際 確保病床
病床数 に入院受入れ の病床利
が可能であっ 用率
た確保病床数
A
46.4%
69~71
37
B
37.7%
67~77
31~34
C
43.5%
19~30
17
注(2)
確保
病床数
45.2%
71
4年2月
注(3)
左のうち実際 確保病床
に入院受入れ の病床利
が可能であっ 用率
た確保病床数
36
D
24.4%
73
32
E
45.9%
51~69
46~59
F
41.1%
78
41
G
40.4%
36
19
H
37.0%
4~14
1~9
45.7%
確保
左のうち実際
病床数 に入院受入れ
が可能であっ
た確保病床数
71
40
注(1) 同一の医療機関で、令和3年1月、同年8月及び4年2月の各月とも本件事由に該当するとの回答を行って
いる医療機関が1医療機関ある。また、各医療機関において、本件事由に該当するとの回答を行っていな
い月がある場合は、当該月の各欄に斜線を付している。
注(2) 調査対象年月中に確保病床数に変動がある医療機関は、「確保病床数」欄において、「調査対象年月
中の確保病床の最小数~調査対象年月中の確保病床の最大数」を記載している。
注(3) 調査対象年月中に確保病床数に変動がある医療機関のうち入院受入れが可能であった確保病床数にも
変動がある医療機関は、「左のうち実際に入院受入れが可能であった確保病床数」欄において、「調査
対象年月中の確保病床数の最小数に対応する実際に入院受入れが可能であった確保病床数~調査対象年
月中の確保病床数の最大数に対応する実際に入院受入れが可能であった確保病床数」を記載している。
- 27 -
次いで回答数が多かった図表4-4のイ及びエについては、各医療機関において、当
該医療機関が当初受け入れることを想定したコロナ患者等の看護必要度等に見合っ
た入院受入体制は確保されていたものの、実際は、既に入院しているコロナ患者等
の対応に看護師等の稼働が割かれるなどして人数が不足し、入院受入要請のあった
コロナ患者等の受入れが困難になっていた状況となっていたと思料された。
また、都道府県調整本部等からのコロナ患者等の入院受入要請を断った理由を、
「確保病床数には、コロナ患者等を担当する医師、看護師等の人数を増員できた場
合に受入可能となる病床が含まれていたが、実際は想定していた人数を確保できな
かったため」(図表4-4のキ)と回答した医療機関(3年1月3医療機関、同年8月6医
療機関、4年2月1医療機関)における当該各月の確保病床の病床利用率、確保病床数
及び実際に入院受入可能であった確保病床数を示すと、図表4-5のとおりとなってい
た。
図表4-5
入院受入要請を断った理由として、「確保病床数には、コロナ患者等を担当する
医師、看護師等の人数を増員できた場合に受入可能となる病床が含まれていたが、
実際は想定していた人数を確保できなかったため」と回答した医療機関の状況
(単位:床)
令和3年1月
調査対象
年月等
医療機関
確保病床
の病床利
用率
3年8月
注(2)
注(3)
確保 左のうち実際 確保病床
病床数 に入院受入れ の病床利
が可能であっ 用率
た確保病床数
A
46.4%
69~71
37
B
37.7%
67~77
31~34
C
43.5%
19~30
17
注(2)
確保
病床数
45.2%
71
4年2月
注(3)
左のうち実際 確保病床
に入院受入れ の病床利
が可能であっ 用率
た確保病床数
36
D
24.4%
73
32
E
45.9%
51~69
46~59
F
41.1%
78
41
G
40.4%
36
19
H
37.0%
4~14
1~9
45.7%
確保
左のうち実際
病床数 に入院受入れ
が可能であっ
た確保病床数
71
40
注(1) 同一の医療機関で、令和3年1月、同年8月及び4年2月の各月とも本件事由に該当するとの回答を行って
いる医療機関が1医療機関ある。また、各医療機関において、本件事由に該当するとの回答を行っていな
い月がある場合は、当該月の各欄に斜線を付している。
注(2) 調査対象年月中に確保病床数に変動がある医療機関は、「確保病床数」欄において、「調査対象年月
中の確保病床の最小数~調査対象年月中の確保病床の最大数」を記載している。
注(3) 調査対象年月中に確保病床数に変動がある医療機関のうち入院受入れが可能であった確保病床数にも
変動がある医療機関は、「左のうち実際に入院受入れが可能であった確保病床数」欄において、「調査
対象年月中の確保病床数の最小数に対応する実際に入院受入れが可能であった確保病床数~調査対象年
月中の確保病床数の最大数に対応する実際に入院受入れが可能であった確保病床数」を記載している。
- 27 -