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新型コロナウイルス感染症患者受入れのための病床確保事業等の実施状況等について 本文 (39 ページ)

公開元URL https://www.jbaudit.go.jp/pr/kensa/result/5/r050113.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症患者受入れのための病床確保事業等の実施状況等について(1/13)《会計検査院》
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図表5-2

「元年度から2、3両年度までの医業収支の増減率」と「医療機関の許可病床数に
占める確保病床数及び休止病床数の合計の割合」との関係

なお、上記の結果については、元年度から2、3両年度までの医業収支の増減率と、
医療機関の許可病床数に占める確保病床数及び休止病床数の合計の割合の、両方に影
響を与える他の要因によるいわゆる見せかけの相関を示すなどしている可能性もある
ことから、これらの要因による影響を極力取り除いて分析するため、入院コロナ患者
(注28)
数、医療機関の規模等を考慮するなどして重回帰分析を行ったが、同分析においても、
元年度から2、3両年度までの医業収支の増減率と、医療機関の許可病床数に占める確
保病床数及び休止病床数の合計の割合との間には、上記と同様、正の相関関係がみら
れた。
これらのことから、医療機関の許可病床数に占める確保病床数及び休止病床数の合
計の割合は、その大小が元年度から2、3両年度までの医業収支の増減率に関連すると
認められ、確保病床又は休止病床とすることによりコロナ関連補助金の交付を受ける
ことは、従前の病床のままとしている場合に比べて医業収支の改善に寄与する傾向が
あると思料された。
(注26)

相関係数
二つのデータの相関関係の強弱をマイナス1からプラス1ま
での間の数値で示すものであり、正の相関が強いと二つのデータが

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