資料1 医師偏在是正対策について(医師養成過程に係る事項) (14 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46127.html |
出典情報 | 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第8回 11/29)《厚生労働省》 |
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骨子案
中堅以降医師等の総合的な診療能力等に係るリカレント教育について、令和7年度予算要求。
(主な論点)9/5厚生労働省医師偏在対策推進本部
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医師少数区域等で勤務することも念頭に、中堅以降医師等の総合的な診療能力等に係るリカレント教育を推進すべきではないか。
Ⅰ 現状・課題
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高齢化に伴い、特定の臓器や疾患を超えた多様な問題を抱える患者が増加することが見込まれる中、特に地域医療において
は、こういった課題に対応できる総合的な診療能力を有する医師の養成・確保が求められている。
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こうした中、平成30年度より総合的な診療能力を有する医師の専門性を評価する取組として、総合診療専門医の養成が新
たに開始されており、若い世代を中心に総合診療領域の専攻医採用数は年々増加している。
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さらに、中堅以降の医師においても、キャリアチェンジを行い地域での勤務意向のある医師は一定数いることや、そういっ
た場合に、地域で働く上で必要とされる総合的な診療能力(医療と介護の連携に係る事項等を含む。)について学び直す機
会が必要ではないか、といった指摘がある。
Ⅱ 取組(案)
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総合的な診療能力を有する医師の養成については、若い世代を中心とした、専門医制度における総合診療専門医の養成に加
えて、中堅以降の医師を主な対象として、地域で働く上で必要とされる総合的な診療能力について学び直すためのリカレン
ト教育に係る取組を推進する。
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具体的には、学会や病院団体が協力して、総合診療の魅力発信、医療と介護の連携を含めた地域における実践的な診療の場
の提供、知識・スキルの研修を全国推進事業として一体的に実施するようなリカレント教育事業を支援する。
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