よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1 医師偏在是正対策について(医師養成過程に係る事項) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46127.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第8回 11/29)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和6年11月20日新たな地域医療構想等に関する検討会資料

医師偏在是正に向けた基本的な考え方(案)


医師少数の地域や診療科における医師の配置は、これまで基本的に職業選択の自由・営業の
自由に基づき医師が働く場所や診療科を自由に選択することができるという考え方の下、へき
地保健医療対策とともに、医師養成過程での取組を中心に進めてきた。



しかしながら、今後、地域ごとに人口構造が急激に変化していく中で、地域や診療科の医師配
置の不均衡が拡大しかねない状況にある。また、 日本の人口減少が進み、人材制約が大きくな
る一方、医師数は毎年増加しており、医師の需要と供給は2029年頃に均衡する推計※もある中、
医師確保対策について、総数の確保から適切な配置へと重心をシフトしていく必要がある。
※ 令和2年度の医師の需給推計における労働時間を週60時間程度に制限する等の仮定をおく需要ケース2



このような中、従来のへき地保健医療対策を超えた、新たな総合的な対策を講じていく必要が
ある。その際、若手医師を対象とした医師養成過程中心の対策から、全ての世代の医師へのア
プローチが求められる。

・ さらに、人口減少が進む中で、定住人口が見込まれる地域であっても、「保険あってサービ
スなし」という事態に陥る可能性があり、将来にわたって国民皆保険を維持し、こうした地域を
守るため、地域の必要な医療機能を確保することが必要であり、国、地方自治体、医療関係者、
保険者等の全ての関係者が協働して医師偏在対策に取り組むことが重要。
6