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資料1 医師偏在是正対策について(医師養成過程に係る事項) (81 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46127.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第8回 11/29)《厚生労働省》
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令和6年9月30日新たな地域医療構想等に関する検討会資料

規制的手法について(案)②
骨子案

(略)外来医師多数区域の都道府県知事の権限強化、保険医制度における取扱い等の規制的手法を検討。

(主な論点)9/5厚生労働省医師偏在対策推進本部

外来医師多数区域における新規開業希望者に対する医療機能の要請等の現行の仕組みをより実効力のあるものとする等の規制的手法につい
て、医療法等における位置づけを含めて検討すべきではないか。

保険医制度の中で、保険診療の質を高めつつ医師の偏在是正に向けて、どのような方策が考えられるか検討すべきではないか。

Ⅰ 現状・課題






「外来医療に係る医療提供体制の確保に関するガイドライン」において、都道府県は、外来医療機能に関する協議の場を設
置し、少なくとも外来医師多数区域においては、新規開業希望者に対して、協議の内容を踏まえて、地域に必要とされる医
療機能を担うよう求めることとしている。
現行の地域に必要とされる医療機能を担うことへの要請の枠組みを制度化し、地域で足りない医療機能を強化し、実績を
フォローアップする仕組みを導入すべきとの指摘がある。
また、医師過剰地域における新規開業規制の導入について諸外国の例も参考に検討すべきとの指摘がある。
保険診療の質を高める観点から、卒後一定期間の保険診療実績を保険医療機関の管理者の要件にすべきとの指摘がある。

Ⅱ 取組の方向性案


外来医師多数区域における新規開業希望者への地域で必要な医療機能の要請等の仕組みの実効性の確保

現行の仕組みを医療法に位置付けるとともに、外来医師多数区域の新規開業希望者に対して、事前に診療所で提供する予定
の医療機能を記載した届出を求め、都道府県において当該届出の内容を踏まえ、不足している医療機能の提供を要請するこ
とについて、どのように考えるか。

また、外来医師多数区域において正当な理由なく要請した地域で必要な医療機能を提供しない場合は、都道府県において勧
告・公表を行うこと、併せて、実効性を確保するため、保険医療機関制度における取扱いについて、どのように考えるか。


外来医師多数区域での開業を許可制とし、開業の上限を定めることについて、どのように考えるか。





検討に当たっては、憲法上の職業選択の自由・営業の自由との関係、規制の合理性、既存診療所との公平性及び新規参入抑制による医療の質等
について留意が必要。

保険医療機関の管理者要件
例えば、保険医療機関の管理者を法律に規定し、管理者要件として一定期間の保険医勤務経験を設定するなどの方策につい
て、どのように考えるか。

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