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資料1 医師偏在是正対策について(医師養成過程に係る事項) (59 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46127.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第8回 11/29)《厚生労働省》
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令和6年11月20日新たな地域医療構想等に関する検討会資料

医師偏在是正プラン・重点医師偏在対策支援区域(案)
【重点医師偏在対策支援区域】
○ 早急に医師確保を要する地域については、今後も一定の定住人口が見込まれるものの、必要な医師が確保できず、人口減
少よりも医療機関の減少のスピードの方が早い地域など、へき地でなくても、人口規模、地理的条件、今後の人口動態等か
ら、医療機関の維持が困難な地域もあり、まず早急に取り組む地域の対策として、優先的かつ重点的に対策を進める区域を
「重点医師偏在対策支援区域(仮称)」として定めることとしてはどうか。
・ 「重点医師偏在対策支援区域(仮称)」の設定に当たっては、都道府県において、厚生労働省が提示した候補区域を参考
としつつ、地域の実情に応じて、医師偏在指標、可住地面積あたり医師数、住民の医療機関へのアクセス、診療所医師の
高齢化率、今後の人口動態等を考慮して、地域医療対策協議会及び保険者協議会で協議して、「重点医師偏在対策支援区域
(仮称)」を選定することとしてはどうか。
※ 都道府県において、地域の実情に応じて、二次医療圏単位、市区町村単位、地区単位などで設定
【厚生労働省が提示する候補区域(案)】
① 各都道府県の医師偏在指標が最も低い二次医療圏
② 医師少数県の医師少数区域
③ 医師少数区域かつ可住地面積当たりの医師数が少ない二次医療圏(全国下位1/4)
のいずれかに該当する区域
→ 全国で100程度の二次医療圏を想定
面積は全国の約43%、人口は全国の約15%、医師数は全国の約10%

【医師偏在是正プラン】
○ 都道府県において、医師確保計画の中でより実効性のある医師偏在対策の取組を進めるため、「重点医師偏在対策支援区
域(仮称)」を対象とした「医師偏在是正プラン(仮称)」を策定することとしてはどうか。
・ 「医師偏在是正プラン(仮称)」においては、「重点医師偏在対策支援区域(仮称)」、支援対象医療機関、必要な医師数、
医師偏在是正に向けた取組等を定めることとし、策定に当たり、地域医療対策協議会及び保険者協議会で協議することと
してはどうか。
・ また、「医師偏在是正プラン(仮称)」は、国の定めるガイドラインを踏まえ、緊急的な取組を要する事項から先行して
策定していき、令和8年度に全体を策定することとしてはどうか。
※ 「医療計画(へき地の医療体制)」に基づくへき地の医療対策は引き続き取り組む。

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