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資料1 医師偏在是正対策について(医師養成過程に係る事項) (55 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46127.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第8回 11/29)《厚生労働省》
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第7回 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会

主な意見②

【外科に対する配慮・支援等】
・貢献に応じた適切な報酬が不足していることが最も重要。例えば時間外手当が支払われていないとか、緊急対応で夜
間電話対応したり、緊急登院したりしても何一つ手当がないというところが少なからずあるのではないか。
・学会での調査では、給与のベースとして休日・深夜・時間外の勤務が多いにもかかわらず、他科とほとんど同じ給与
であるというところに認められていないという会員の不満が強かった。また、休日・深夜・時間外加算が、学会調べ
では20~30%弱の施設でしか取得ができておらず、さらに休日・深夜・時間外加算が個人に与えられるのではなくて
病院の収入として使われている。
・経済的インセンティブについて、診療報酬上の評価やその他の経済的なインセンティブも含めて検討する必要がある
が、診療報酬(外科手術料)を上げたとしても、外科医に報酬が渡っていないということであれば、医療機関内での
分配の問題があるのではないか。

【外科におけるキャリア形成等】
・若い世代から中堅の外科医がジェネラリストやスペシャリストとしてキャリアを積むことになる一方、シニア世代の
外科医のキャリアデザインが必要ではないか。
・女性外科医を増やすための対策についても、検討すべきではないか。
・外科を選ばなかった方の回答の中には、将来的に専門性が維持しづらいのではないか、という意見もあったが、こう
したことも課題なのではないか。

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