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資料1 医師偏在是正対策について(医師養成過程に係る事項) (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46127.html
出典情報 医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会(第8回 11/29)《厚生労働省》
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医学部臨時定員について
骨子案

医師多数県の臨時定員地域枠の医師少数県への振替を検討。

(主な論点)9/5厚生労働省医師偏在対策推進本部

医師養成過程を通じた対策についても、医師偏在是正の観点から検討すべきではないか。
※ なお、骨太方針2024においては「今後の医師の需給状況を踏まえつつ、2027年度以降の医学部定員の適正化の検討を速やかに行う。」とされている。

Ⅰ 現状・課題


医師養成については、地域の医師を確保することを目的として、平成20年度から地域枠を中心に医学部定員を臨時的に増
員してきた。この他、医師養成過程を通じた取組及び各都道府県が策定する医師確保計画に記載の取組等を通じて、医師少
数県の若手の医師数は、医師多数県と比較し伸びており、若手の医師については地域偏在が縮小してきている。



医学部定員については、今後の医師の需給状況を踏まえて適正化の検討を行う必要があるが、都道府県においては、地域に
必要な地域枠数を確保し、地域における医師確保に支障が生じないようにすることが重要である。
このため、医師確保計画策定ガイドラインにおいて「安定した医師確保を行うため、都道府県は、積極的に恒久定員内への
地域枠や地元出身者枠の設置について大学と調整を行う」としている。



上記のような背景等も踏まえ、本検討会において医学部臨時定員の配分方針について議論を重ねてきており、令和8年度の
対応に当たっては、地域の実情や医師確保に係る取組状況等を踏まえた適切な配分を実施する観点から、地域における医師
の年齢構成や、恒久定員内地域枠を一定程度設置する等の取組に留意することについて、検討を行っている。

Ⅱ 取組(案)


医学部臨時定員については、個々の地域の実情や都道府県等の関係者の意見も踏まえ、医師の偏在対策に資する配分を行う。



令和8年度臨時定員の配分方針等については、総合的な対策のパッケージの検討状況や令和7年度臨時定員の状況、都道府
県等の関係者の意見を踏まえ、本検討会において引き続き具体的な議論を行っていく。

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