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資料1 今後の専門研修制度に向けた検討について (40 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46922.html |
出典情報 | 医道審議会 医師分科会 医師専門研修部会(令和6年度第3回 12/13)《厚生労働省》 |
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シーリングの仕組み等について
(2)シーリング数や採用上限数の決定について
小括
○ シーリング数は、通常プログラム数に加えて、激変緩和措置として、平成30(2018)~令和2
(2020)年の3年間の平均採用数に至るまで、連携プログラム数を追加して設定している。更に、
令和5年度専攻医採用から導入された特別地域連携プログラムは、シーリング数に加えて設定す
ることができることとなっている。
○ シーリング数に係る現在の算出方法が令和2(2020)年度募集においてに採択された後、新型コ
ロナウイルス感染症の発生や、制度の検証の必要性等から、シーリング数は据え置かれている。
○ 診療科別専攻医採用数や都道府県別専攻医採用数は、新型コロナウイルス感染症の流行前後で、
全体として大きな傾向の変化は見られない。
○ 令和5(2023)年度に日本専門医機構が実施した「シーリングに関する研究の報告」では、シー
リングは医師偏在対策として専攻医の都道府県・基本領域の選択行動に一定の効果があったとさ
れた一方で課題も指摘されている。(再掲)
○ 人口10万人当たりの専攻医採用数をみると、全国平均から大きく上回る都道府県別診療科や、
逆に全国平均を下回る都道府県別診療科がみられるなど、平均からの乖離が存在している。
○ 都道府県から、シーリング数に関する厳格な運用を求める指摘がある。また、実務上も、シー
リング数の算出ルールが複雑化している。
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(2)シーリング数や採用上限数の決定について
小括
○ シーリング数は、通常プログラム数に加えて、激変緩和措置として、平成30(2018)~令和2
(2020)年の3年間の平均採用数に至るまで、連携プログラム数を追加して設定している。更に、
令和5年度専攻医採用から導入された特別地域連携プログラムは、シーリング数に加えて設定す
ることができることとなっている。
○ シーリング数に係る現在の算出方法が令和2(2020)年度募集においてに採択された後、新型コ
ロナウイルス感染症の発生や、制度の検証の必要性等から、シーリング数は据え置かれている。
○ 診療科別専攻医採用数や都道府県別専攻医採用数は、新型コロナウイルス感染症の流行前後で、
全体として大きな傾向の変化は見られない。
○ 令和5(2023)年度に日本専門医機構が実施した「シーリングに関する研究の報告」では、シー
リングは医師偏在対策として専攻医の都道府県・基本領域の選択行動に一定の効果があったとさ
れた一方で課題も指摘されている。(再掲)
○ 人口10万人当たりの専攻医採用数をみると、全国平均から大きく上回る都道府県別診療科や、
逆に全国平均を下回る都道府県別診療科がみられるなど、平均からの乖離が存在している。
○ 都道府県から、シーリング数に関する厳格な運用を求める指摘がある。また、実務上も、シー
リング数の算出ルールが複雑化している。
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