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資料1 今後の専門研修制度に向けた検討について (81 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46922.html
出典情報 医道審議会 医師分科会 医師専門研修部会(令和6年度第3回 12/13)《厚生労働省》
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シーリングの仕組みの見直しについて(案)
1.シーリング対象都道府県の選定


「2018年医師数」が「2018年の必要医師数」および「2024年の必要医師数」と同数あるいは上回る都道府県別診療科


過去3年間の採用数の平均が5以下の都道府県別診療科はシーリングの対象外とする。

○ 令和8(2026)年度専攻医採用においては、最新のデータである「2022年医師数」が「2024年必要医師数」を下回っている場合、
シーリングの対象外とする。


診療科別都道府県別必要医師数については、令和6年度厚生労働科学特別研究事業「専門研修の募集定員設定のための都道府県別・診療科別の医師ニーズの
算出に係る研究」において、情報収集等を進めているところであり、今後、事務局において数値の更新等を行う予定。

2.シーリング数や採用上限数、プログラムの内訳等
<現状>

特別地域連携
プログラム

{(A)-(B)}
×5%

<案>

都道府県限定分
{(A)-(B)}
×20%
激変緩和
当該都道府県
診療科の過去
3年間の平均
採用数(A)

連携
プログラム

{(A)-(B)}
×10~20%

特別地域連携
プログラム

(A)-(B)

通常募集
プログラム

都道府県限定分
連携
激変緩和
プログラム

A-{(A)-(B)}
×20%

必要医師数を達
成するための年
間養成数(B)

※シーリング数の合計(通常+連携)の下限を2020年の95%とし、95%
に満たない数を連携プログラムとして追加する。
※平成30(2018)~令和2(2020)年の採用数のいずれかが10未満である都
道府県診療科のシーリング数を、平成30(2018)年~令和2(2020)年採
用数の内最も大きい数とする。
※連携プログラムの設置には地域貢献率が原則20%以上が必須要件。

当該都道府県
診療科の直近
の過去3年間
の平均採用数
(A)

加算分

通常募集
プログラム
(基本数)

直近の過去3年間の平均採用
数の一定割合に満たない分
(各プログラムの割合は、令和
7年度のものを維持)
直近の過去3年間の平均採
用数の一定割合に満たない
場合、所定の要件を満たす
場合に加算(上限あり)
当該診療科の直近の過去3
年間の全国専攻医採用数
の平均×(都道府県人口/
全国の総人口)

※シーリング数が少数である都道府県診療科(例えば、算出された
シーリング数が当該診療科の専攻医採用数の1.7%を下回る場合)
について、一定のシーリング数を保障する。
※連携プログラムの設置には地域貢献率が原則20%以上が必須要件。
(継続)

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