よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1 今後の専門研修制度に向けた検討について (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46922.html
出典情報 医道審議会 医師分科会 医師専門研修部会(令和6年度第3回 12/13)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

採用数が少ない場合等に関する都道府県意見
医師法第16条の10に基づき、令和7(2025)年度専門研修に関する都道府県知事の意見を聴いたところ、採用数が少
ない都道府県への配慮や、シーリング対象外とする医師に関する意見がみられた。

都道府県からの意見(概要)
【採用数が少ない都道府県への配慮について】
○ 採用数が少ない診療科への配慮をするべき。
○ 単年度のみ一時的に採用数が増加した場合であってもシーリングの対象となることから、医師の採用
数が少ない都道府県に不利益が生じないよう基準の見直しを行うこと。
○ 医師の絶対数が少ない地域においては、専攻医の採用数の年度ごとの変動が専門医の育成に大きく影
響するため、そのような地域はシーリングから除外していただきたい。

【シーリング対象外とする医師について】
○ 地域への従事要件のある医師が、この制度においてシーリング対象外であることは、今後の地域医療
の維持存続のため非常に重要。引き続き、対象外としていただきたい。
○ 地域枠医師については、医師少数区域または医師少数スポットで研修を行う予定の者がシーリングの
対象外とされているが、地域枠医師等が医師の確保を特に図るべき区域等で就業する期間については、
当該医師のキャリア形成に配慮した上で設定することとされており、専門研修を実施する期間に医師少
数区域等で研修することを義務づけることまで求めるものであってはならない。

58