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資料1 今後の専門研修制度に向けた検討について (71 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46922.html
出典情報 医道審議会 医師分科会 医師専門研修部会(令和6年度第3回 12/13)《厚生労働省》
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大学附属病院本院における医師派遣の状況等に関する論点(案)

第22回特定機能病院及び地域医療
支援病院のあり方に関する検討会

資料

令和6年11月27日



◯【P9再掲】医師派遣機能は、地域医療の維持の観点からも重要であり、特定機能病院の要件として取
り扱うことも含めて、様々な観点から検討してはどうか。
◯ 【P9再掲】医師多数県に対する医師派遣機能の意味合いと医師少数県に対する医師派遣機能の意味合
いは異なるのではないか。その点も踏まえた検討が必要ではないか。医師派遣機能の検討を行う際に、
マンパワーが限られている等の観点からも、地域医療構想のような地域医療提供体制の議論と整合す
るような検討をする必要があるのではないか。



大学附属病院本院からの医師派遣機能は様々な地域に対して行われているが、医師少数区域への派
遣については、ばらつきがあり、実績が少数に留まっている病院が一定数存在する。
また、一つの都道府県に所在する大学附属病院本院が1つの都道府県では、医師派遣数全体で見て
も、医師少数区域に対するもので見ても、医師派遣数が多い傾向にあり、医師少数区域に対するもの
は顕著である。また、医師1人当たりでみると、この傾向がより顕著になる。医師少数区域への派遣
数が低値に留まっている病院については、研究実績が低値に留まっている場合もあり、必ずしも関連
が見られない。



新たな地域医療構想に関する今後の検討、特に都道府県との連携・協力等のあり方等を踏まえるこ
とを前提としつつ、特定機能病院として大学附属病院本院の承認要件を含めた求められる医師派遣等
の内容をどのように考えるか。



特に、特定機能病院として、医療提供、研修(教育)、医療技術の開発・評価(研究)、医療安全
(求めるとすれば)医師派遣のそれぞれについて、軸となるのは、高度な医療を提供する観点ではな
いかという議論があったことを踏まえ、どのような医師派遣について、より議論・検討すべきか。
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