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資料1-2-13診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (28 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》 |
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る場合には成長ホルモン投与を行う。
5.予後
活性型ビタミン D 投与を継続することで低カルシウム血症は是正され、これによる症状はほぼなくなるが、
過剰なビタミン D 投与による尿路結石、腎機能低下が治療にともなう合併症となることがある。AHO は全て
すべての症例にみられる訳ではなく、症状の程度も多様であるが、異所性皮下骨化は発生した部位、大き
さによっては運動制限、生活制限の原因となる。異所性骨化に対しては、外科的切除以外対処方法がない
が、同一部位に再発することもある。知能障害の程度も多様であるが、ホルモン補充療法によっては改善し
ないものと考えられている。
○ 要件の判定に必要な事項
1. 患者数
約 4001,500 人
2. 発病の機構
不明(GNAS 遺伝子の関連が示唆されている。)
3. 効果的な治療方法
未確立(対症療法のみである。)
4. 長期の療養
必要
5. 診断基準
あり(ホルモン受容機構異常に関する調査研究班。)
6. 重症度分類
重症度分類を用いて重症を対象とする。
○ 情報提供元
「ホルモン受容機構異常に関する調査研究班」
千葉県こども病院 診療部長 皆川真規研究代表者 和歌山県立医科大学 特別顧問 赤水尚史
- 28-
5.予後
活性型ビタミン D 投与を継続することで低カルシウム血症は是正され、これによる症状はほぼなくなるが、
過剰なビタミン D 投与による尿路結石、腎機能低下が治療にともなう合併症となることがある。AHO は全て
すべての症例にみられる訳ではなく、症状の程度も多様であるが、異所性皮下骨化は発生した部位、大き
さによっては運動制限、生活制限の原因となる。異所性骨化に対しては、外科的切除以外対処方法がない
が、同一部位に再発することもある。知能障害の程度も多様であるが、ホルモン補充療法によっては改善し
ないものと考えられている。
○ 要件の判定に必要な事項
1. 患者数
約 4001,500 人
2. 発病の機構
不明(GNAS 遺伝子の関連が示唆されている。)
3. 効果的な治療方法
未確立(対症療法のみである。)
4. 長期の療養
必要
5. 診断基準
あり(ホルモン受容機構異常に関する調査研究班。)
6. 重症度分類
重症度分類を用いて重症を対象とする。
○ 情報提供元
「ホルモン受容機構異常に関する調査研究班」
千葉県こども病院 診療部長 皆川真規研究代表者 和歌山県立医科大学 特別顧問 赤水尚史
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