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資料1-2-13診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (41 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》 |
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判定のための参考値
1.低カルシウム血症
血清カルシウム補正値 8.4mg/dL 以下
イオン化カルシウム
2.1mmol/L 以下
2.低リン血症
1歳未満
4.5mg/dL 以下
1歳から小児期
4.0mg/dL 以下
思春期以降成人まで
3.5mg/dL 以下
3.血中 PTH 高値:施設基準を用いて判定する。
4.高アルカリホスファターゼ血症
血清 ALP
1歳未満
1200IU/L 以上
1歳から小児期
1000IU/L 以上
思春期の成長加速期
1200IU/L 以上
5.血中 1,25(OH)2D 低値、高値:施設基準を用いて判定する。
6.血中 25OHD:およそ 20~80ng/mL は欠乏症、過剰症として扱わない。
除外すべき疾患すること
ビタミン D 欠乏症、ビタミン D 抵抗性くる病(低リン血症性くる病)、低ホスファターゼ症、骨幹端骨異形成症、ブ
ラウント(Blount)病、副甲状腺機能低下症、偽性副甲状腺機能低下症
・ ビタミン D 依存性くる病/骨軟化症 1A 型(ビタミン D 依存症 1A 型)
Definite を対象とする。
A.検査所見
1. 低カルシウム血症
2. 低リン血症
3. 血中 PTH 高値
4. 血中 ALP 高値
5. 血中 1,25(OH)2D 低値
6. 血中 25(OH)D 値正常
7. 骨 X 線像でくる病/骨軟化症の存在
B.遺伝学的検査
25 水酸化ビタミン D-1α水酸化酵素遺伝子(CYP27B1)の不活性型変異を認める。
<診断のカテゴリー>
Definite1: A の1~7の全ての項目を満たす。
Definite2: A の1~7のうち2つ以上の項目を満たし、かつ、B を満たす。
Possible: A の1~7のうち6つの項目を満たす。
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1.低カルシウム血症
血清カルシウム補正値 8.4mg/dL 以下
イオン化カルシウム
2.1mmol/L 以下
2.低リン血症
1歳未満
4.5mg/dL 以下
1歳から小児期
4.0mg/dL 以下
思春期以降成人まで
3.5mg/dL 以下
3.血中 PTH 高値:施設基準を用いて判定する。
4.高アルカリホスファターゼ血症
血清 ALP
1歳未満
1200IU/L 以上
1歳から小児期
1000IU/L 以上
思春期の成長加速期
1200IU/L 以上
5.血中 1,25(OH)2D 低値、高値:施設基準を用いて判定する。
6.血中 25OHD:およそ 20~80ng/mL は欠乏症、過剰症として扱わない。
除外すべき疾患すること
ビタミン D 欠乏症、ビタミン D 抵抗性くる病(低リン血症性くる病)、低ホスファターゼ症、骨幹端骨異形成症、ブ
ラウント(Blount)病、副甲状腺機能低下症、偽性副甲状腺機能低下症
・ ビタミン D 依存性くる病/骨軟化症 1A 型(ビタミン D 依存症 1A 型)
Definite を対象とする。
A.検査所見
1. 低カルシウム血症
2. 低リン血症
3. 血中 PTH 高値
4. 血中 ALP 高値
5. 血中 1,25(OH)2D 低値
6. 血中 25(OH)D 値正常
7. 骨 X 線像でくる病/骨軟化症の存在
B.遺伝学的検査
25 水酸化ビタミン D-1α水酸化酵素遺伝子(CYP27B1)の不活性型変異を認める。
<診断のカテゴリー>
Definite1: A の1~7の全ての項目を満たす。
Definite2: A の1~7のうち2つ以上の項目を満たし、かつ、B を満たす。
Possible: A の1~7のうち6つの項目を満たす。
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