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資料1-2-13診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (40 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》
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<診断基準>
Definite を対象とする。
ビタミンD依存性くる病/骨軟化症11A型(ビタミンD依存症11A型)
、低カルシウム血症
低リン血症
血中 PTH 高値
1.

血中ALP高値

2.

血中1,25(OH)2D低値

3.

血中25OHD値正常
骨 X 線像でくる病/骨軟化症の存在

診断基準 Definite:1~7の全ての項目を満たす。
Possible:1~7のうち6つの項目を満たす。
25水酸化ビタミンD-1α 水酸化酵素遺伝子異常が証明されれば、1~7のうち2つの項目を満たすと本症の
Definiteと診断できる。
ビタミン D 依存性くる病/骨軟化症2型(ビタミン D 依存症2型)、ビタミン D 依存性くる病/骨軟化症 1B 型(ビタ
ミン D 依存症1B 型)、ビタミン D 依存性くる病/骨軟化症 3 型(ビタミン D 依存症 3 型)を対象とする。
1.

低カルシウム血症
低リン血症
血中 PTH 高値
血中 ALP 高値

2.

血中1,25(OH)2D高値

3.

血中25OHD値正常
骨 X 線像でくる病/骨軟化症の存在

参考所見:ビタミンD受容体遺伝子異常、禿頭の存在
<診断のカテゴリー>
Definite:1~7の
診断にあたっては、全ての項目病型で下記の疾患を満たす。
Possible:1~7のうち6つの項目を満たす。
ビタミンD受容体遺伝子異常が証明されれば、1~7のうち2つの項目を満たすと本症のDefiniteと診断できる。
参考:高カルシウム尿を伴う遺伝性低リン血症性くる病(HHRH)とは、ビタミン D 依存性くる病では、低カルシウム
血症となること、高カルシウム尿を呈さないことで鑑別可能である。

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