よむ、つかう、まなぶ。
資料1-2-13診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (55 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
<診断基準>
Definite を対象とする。
<高チロシン血症1型>
①タンデムマス検査
高チロシン血症1型
Tyr>200nmol/mL もしくは血中 SA>10nmol/L
②血中アミノ酸分析診断に必須である
Tyr>200nmol/mL(3.6mg/dL)であれば可能性があるが、それ以外の原因による高チロシン血症が多く存
在する。
③尿有機酸分析
高チロシン血症1型:診断に必須である。サクシニルアセトン上昇を認める。
<診断のカテゴリー>
Definite:①~③の全てを満たすものを高チロシン血症1型と確定診断する。
<高チロシン血症2型>
① ンデムマスタンデムマス検査
高チロシン血症2型
Tyr>600nmol/mL(10mg/dL)
②血中アミノ酸分析 診断に必須である
Tyr>600nmol/mL(10mg/dL)であれば可能性がある。
③酵素活性測定又は遺伝子解析
国内では困難である。
④臨床症状 特徴的な角膜又は手掌・足底の症状
<診断のカテゴリー>
Definite:④臨床症状を呈し、アミノ酸分析で特異的所見を認めるものを確定診断とする。
<高チロシン血症3型>
①タンデムマス検査
高チロシン血症3型
Tyr>400nmol/mL(7mg/dL)
②血中アミノ酸分析 診断に必須である
Tyr>400nmol/mL(7mg/dL)であれば可能性がある。
③酵素活性測定又は遺伝子解析
国内では困難である。
④臨床症状 肝障害と腎障害を伴わない精神発達遅延
<診断のカテゴリー>
Definite:④臨床症状を呈し、アミノ酸分析で特異的所見を認めるものを確定診断とする。
- 55-
Definite を対象とする。
<高チロシン血症1型>
①タンデムマス検査
高チロシン血症1型
Tyr>200nmol/mL もしくは血中 SA>10nmol/L
②血中アミノ酸分析診断に必須である
Tyr>200nmol/mL(3.6mg/dL)であれば可能性があるが、それ以外の原因による高チロシン血症が多く存
在する。
③尿有機酸分析
高チロシン血症1型:診断に必須である。サクシニルアセトン上昇を認める。
<診断のカテゴリー>
Definite:①~③の全てを満たすものを高チロシン血症1型と確定診断する。
<高チロシン血症2型>
① ンデムマスタンデムマス検査
高チロシン血症2型
Tyr>600nmol/mL(10mg/dL)
②血中アミノ酸分析 診断に必須である
Tyr>600nmol/mL(10mg/dL)であれば可能性がある。
③酵素活性測定又は遺伝子解析
国内では困難である。
④臨床症状 特徴的な角膜又は手掌・足底の症状
<診断のカテゴリー>
Definite:④臨床症状を呈し、アミノ酸分析で特異的所見を認めるものを確定診断とする。
<高チロシン血症3型>
①タンデムマス検査
高チロシン血症3型
Tyr>400nmol/mL(7mg/dL)
②血中アミノ酸分析 診断に必須である
Tyr>400nmol/mL(7mg/dL)であれば可能性がある。
③酵素活性測定又は遺伝子解析
国内では困難である。
④臨床症状 肝障害と腎障害を伴わない精神発達遅延
<診断のカテゴリー>
Definite:④臨床症状を呈し、アミノ酸分析で特異的所見を認めるものを確定診断とする。
- 55-