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資料1-2-13診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》
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<診断基準>
Definite、Probable を対象とする。
ホルモン受容機構異常に関する調査研究班の診断基準
A.症状
1. 口周囲や手足などのしびれ、錯感覚
2. テタニー
3. 全身痙攣
B.検査所見
1.低カルシウム血症、正又または高リン血症
2.eGFR 30mL/min/1.73m2 以上
3.Intact PTH 30pg/mL 以上
C.鑑別診断
以下の疾患を鑑別する。
ビタミン D 欠乏症
*血清 25 水酸化ビタミン D(25(OH)D)が 15ng/mL 以上であっても B の検査所見であること。25(OH)D が
15ng/mL 未満の場合にはビタミン D の補充等によりビタミン D を充足させたのちに再検査をおこなう。
D.遺伝学的検査
1.GNAS 遺伝子の変異
2.GNAS 遺伝子の転写調節領域の DNA メチル化異常
<診断のカテゴリー>
Definite:Aのうち1項目以上+Bの全てすべてを満たしCの鑑別すべき疾患を除外し、Dのいずれかを満たすも
の。
Probable:Aのうち1項目以上+Bの全てすべてを満たしCの鑑別すべき疾患を除外したもの。
Possible:Aのうち1項目以上+Bの全てすべてを満たすもの。

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