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資料1-2-16診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》
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きな影響を与える。自己肝で成人期を迎えた例でも種々の晩期合併症を抱え、あるいは徐々に肝病態があ
る。進行することも稀でない。2019 年の全国登録の集計では 10 年自己肝生存率が 53.150.6%、20 年自己
肝生存率が 48.542.8%である。
○ 要件の判定に必要な事項
1. 患者数
約 3,5004,300 人
2. 発病の機構
不明(先天的要素、免疫異常、遺伝的要素、ウイルス感染などの種々の説が挙げられているが未解明。)
3. 効果的な治療方法
未確立(閉塞した肝外胆管を切除して、肝管あるいは肝門部空腸吻合を施行するが、肝病態を治癒させ
ることはできず、悪化した場合には肝移植以外に救命法がない。)
4. 長期の療養
必要(遷延・進行する肝病態により生じる種々の合併症・続発症に対する治療を要するため。)
5. 診断基準
あり(研究班作成の診断基準あり。)
6. 重症度分類
班研究による重症度分類を用いて重症度2以上を対象とする。
○ 情報提供元
「小児期からの消化器系希少難治性疾患群の・移行期を含む包括的対応を要する希少難治性肝胆膵疾患の
調査研究とシームレスなガイドライン作成」
研究代表者 九州東北大学大学院医学研究院系研究科 小児外科学分野 客員教授 田口智章仁尾正記

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