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資料1-2-16診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》
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注1.①、②のいずれも認めず、③~⑥ 1.他の膵疾患、特に膵癌、膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)とのいずれ鑑別が重要
である。
注 2.①、②のいずれも認めず、③〜⑦のいずれかのみ2項目 3 項目以上有する症例のうち、早期慢性膵炎に合致する画像所
見が確認されず、他の疾患がが否定されるものを慢性膵炎疑診例とする。疑診例には3か月以内に EUS を含む画像診断を行
うことがが望ましい。

注2.③又は④ 3.③〜⑦の1項目いずれか 2 項目のみ有し早期慢性膵炎の画像所見を示す症例のうち、他の疾患がが否
定されるものは早期慢性膵炎の疑いがあり慢性膵炎疑診例として、注意深い経過観察がが必要である。である。付記.
早期慢性膵炎の実態については、長期予後を追跡する必要がある。

慢性膵炎の診断項目
①特徴的な画像所見
確診所見:以下のいずれかが認められる。
a.膵管内の結石。
b.膵全体に分布する複数ないしび漫性の石灰化。
c.MRCP 又は ERCP 像、膵全体に見られるおいて、主膵管の不整不規則な*1 拡張と共に膵全体に不
均等に分布する不均一かつ分枝膵管の不規則な分枝膵
管拡張管 の拡 張 。
d.ERCP 像でにおいて、主膵管がが膵石、や蛋白栓などでなどで閉塞又は狭窄している時は、 場
合、乳頭側の主膵管と分枝分枝膵管の不規則な拡張。
膵管の不規則な拡張。
準確診所見:以下のいずれかが認められる。
a.MRCP 又は ERCP 像において、主膵管の不整な拡張と共に膵全体に不均一不均等に分布する分
枝膵管の不規則な拡
張拡張、主膵管のみの不規則な拡張、蛋白栓のいずれか。
b.ERCP 像 CT において、膵全体に分布するび漫性の分枝膵管主膵管の不規則なびまん性の拡張、
主膵管のみと共に膵の不整な拡
張、蛋白栓のいずれか変形や萎縮。
c.CT において、主膵管の不規則なび漫性の拡張と共に膵辺縁が不規則な凹凸を示す膵の明らかな
変形。
d.US((EUS))において、膵内の結石又は蛋白栓と思われる高エコー、又は膵管主膵管の不整不規則
な拡張を伴う膵の変形や萎縮。
辺縁が不規則な凹凸を示す膵の明らかな変形。

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