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令和6年度概算要求 老健局 [参考資料] (56 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/24syokan/03.html
出典情報 令和6年度各部局の概算要求(8/31)《厚生労働省》
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大阪・関西万博における認知症に関する情報発信事業
令和6年度概算要求額

老健局認知症施策・地域介護推進課
(内線3973)

36百万円(ー)※()内は前年度当初予算額

1 事業の目的

・かつて人類は、「認知症になると記憶がすべて無くなり、何も分からなくなってしまう」と考えていた時代が続いた。また、日本
では、「認知症」が「ぼけ」や「痴呆」と言われ、周囲からの偏見を招き、不当な拘束を受けた認知症の人がいたことも事実である。
現在、認知症はだれもがなりうるものであり、家族や身近な人が認知症になることなどを含め、多くの人にとって身近なものと
なっている。また、認知症の発症を遅らせ、認知症になっても希望を持って日常生活を過ごせる社会を目指し、認知症の人や家族の
視点を重視しながら、「共生」と「予防」を車の両輪として施策を推進している。
・世界中の国々が半年間にわたり同じ場所に集う万博の特徴を活かし、世界で最も早いスピードで高齢化が進んできた我が国や諸外
国の認知症施策の歴史を振り返るとともに、我が国の認知症に関する国家戦略である「認知症施策推進大綱」に基づく取組を紹介し、
世界中において、認知症になっても、希望を持って自分らしく暮らし続けることができる社会の実現に寄与することを目的とする。

2 事業の概要・スキーム

【事業の 概 要 】
・認知症に対する正しい知識と理解を広め、認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられる「共生」社会の実現に向け
メッセージを発信するとともに、令和元年に策定された「認知症施策推進大綱」の対象期間が2025年までとされていることも踏まえ、認知
症の人(本人)や家族も参画し、産官学が一丸となって取り組む姿をアピールする。
・具体的には、大阪・関西万博開催中(令和7年4月13日~10月13日)に設けられるテーマウィーク(時期未定)において、諸外国の普及
啓発イベントとのコラボ行事、会場全体のオレンジドレスアップ、認知症当事者トークイベント、関係学会の研究成果発表、認知症サポー
ター養成講座、認知症を正しく理解するための展示、こども向け認知症体験、など様々な取組みを検討する。
・令和6年度は、認知症(施策)に知見のある有識者等により万博での企画を検討するとともに、認知症を正しく理解するための展示
として、日本と諸外国の認知症(施策)の歴史をひもとくため、各時代で認知症の人を診察していた医師、地域の保健師、認知症の人の
家族等の関係者への取材等を通じて、その証言や関係者が所有している写真等を収集し、万博において展示物として発信出来るよう準備
を進める。
【スキー ム ・ 実 施 主体 】



【事業実績】

新規



民間団体等(委託により実施)

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