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活力ある地域社会の実現に向けた 情報通信基盤と利活用の在り方に関する懇談会 報告書 (37 ページ)
出典
公開元URL | https://www.soumu.go.jp/main_content/000967732.pdf |
出典情報 | 活力ある地域社会の実現に向けた 情報通信基盤と利活用の在り方に関する懇談会 報告書(9/13)《総務省》 |
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証においても「事業性」の観点からプロジェクトを検証・分析することが重要である。
また、プロジェクトの収益化に向けては、地域のアセットを有効活用することに加え、
ひとつの取組のみで収益を上げるのではなく、コアとなる事業を中心として収益化の
ポイントを増やしていくことも重要である。
図 3-12 : 民間の新規事業企画における持つべき視点の例
【出典】IDEO Human Centered Design Toolkit を基に作成
(4)データの活用・連携による地域社会の活性化
① データの活用・連携による分野横断的な課題解決
地域社会が抱える様々な課題に対して、多様なステークホルダーが持ち寄るデータ
を活用・連携させることで、地域にとって有益なサービスやアプリケーションが創出され、
より適切な解決策を打ち出すことができると考えられる。特に、分野横断的な課題こそ、
様々なデータを蓄積・連携させたうえ、分析に基づく適切な対策を打ち出すことで、よ
り効果を発現させることが期待される。例えば、岡崎市では、センサーやカメラなども活
用しながら、イベントにおける人流データや天候データ、市の保有するオープンデー
タなどを集約・連携させる機能を設け、観光や商店の活性化、渋滞緩和や警備計画の
見直しなどを通じて、中心市街地の賑わい創出を進めている。
こうしたデータの活用・連携による地域社会の活性化には、周辺領域における相乗
効果を念頭に、ユースケースや地域課題を起点として、最適な通信ネットワークやセン
サー等を組み合わせるほか、地域社会により、デジタル化の進展度合いや取組みは
異なり、例えば、事業の構想、体制構築、データ収集、データ連携・活用など、様々な
段階に応じて、必要な要素を段階的に支援していくことが有効である。
34
また、プロジェクトの収益化に向けては、地域のアセットを有効活用することに加え、
ひとつの取組のみで収益を上げるのではなく、コアとなる事業を中心として収益化の
ポイントを増やしていくことも重要である。
図 3-12 : 民間の新規事業企画における持つべき視点の例
【出典】IDEO Human Centered Design Toolkit を基に作成
(4)データの活用・連携による地域社会の活性化
① データの活用・連携による分野横断的な課題解決
地域社会が抱える様々な課題に対して、多様なステークホルダーが持ち寄るデータ
を活用・連携させることで、地域にとって有益なサービスやアプリケーションが創出され、
より適切な解決策を打ち出すことができると考えられる。特に、分野横断的な課題こそ、
様々なデータを蓄積・連携させたうえ、分析に基づく適切な対策を打ち出すことで、よ
り効果を発現させることが期待される。例えば、岡崎市では、センサーやカメラなども活
用しながら、イベントにおける人流データや天候データ、市の保有するオープンデー
タなどを集約・連携させる機能を設け、観光や商店の活性化、渋滞緩和や警備計画の
見直しなどを通じて、中心市街地の賑わい創出を進めている。
こうしたデータの活用・連携による地域社会の活性化には、周辺領域における相乗
効果を念頭に、ユースケースや地域課題を起点として、最適な通信ネットワークやセン
サー等を組み合わせるほか、地域社会により、デジタル化の進展度合いや取組みは
異なり、例えば、事業の構想、体制構築、データ収集、データ連携・活用など、様々な
段階に応じて、必要な要素を段階的に支援していくことが有効である。
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