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活力ある地域社会の実現に向けた 情報通信基盤と利活用の在り方に関する懇談会 報告書 (60 ページ)

公開元URL https://www.soumu.go.jp/main_content/000967732.pdf
出典情報 活力ある地域社会の実現に向けた 情報通信基盤と利活用の在り方に関する懇談会 報告書(9/13)《総務省》
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第5章 地域社会DXの推進に向けた関係者の推進体制構築の在り方
1.論点
本検討項目では、次の3つの論点に基づき、検討を行った。

(1)地域社会DXの担い手となるキーパーソンの確保方策
・地域の実情をよく知るプレイヤーにはどのような主体がおり、どのような主体がDX
の中核となるべきか。
・キーパーソンとなるべき人材を巻き込んでいくためにはどうすれば良いか。

(2)持続可能な推進体制の在り方
・民産学官金から、どのような地域のステークホルダーが参画すべきか。
・各主体が当事者意識を持ち、自律的に運営されるためには、どのような仕掛けが
必要か。

(3)推進体制構築のための支援の在り方
・各地域で持続可能な連携体制を構築するため、国はどのような支援をすべきか。

2.現状・課題
① 地域社会におけるDX推進体制の欠如
総務省が都道府県・市区町村を対象に実施した調査では、約4割の団体が「推進体
制の欠如(体制構築が困難)」をデジタル技術導入の際の課題として挙げており、地域
内での推進体制が構築できていないことが、地域社会のデジタル化を妨げる要因の
一つとなっている。

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