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活力ある地域社会の実現に向けた 情報通信基盤と利活用の在り方に関する懇談会 報告書 (57 ページ)

公開元URL https://www.soumu.go.jp/main_content/000967732.pdf
出典情報 活力ある地域社会の実現に向けた 情報通信基盤と利活用の在り方に関する懇談会 報告書(9/13)《総務省》
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② 人材育成の考え方
「地域課題の特定」等を担う X 人材については、地域内で育成することも選択肢の
一つであるところ、求められるスキルを地域の人材に付与するための方法論を整理す
ることが必要と考えられる。その際、例えば、自治体においてデジタル人材育成に成
功した事例を参照しながら、地場企業等を含む地域社会における人材育成用のプラ
ンやプログラムを検討することが考えられる。
人材育成について検討する上では、デジタル技術の進歩が早い点にも留意が必
要であり、既に一定の知見を有している人材に対するリカレント教育についても並行し
て検討することが必要である。
図 4-14 : 広島県における人材育成施策

【出典】第3回懇談会 資料3-3

また、地域社会 DX を担う人材には一定のセキュリティスキルが求められることが指
摘されており、サービスを提供する上での日頃からのセキュリティ上の課題を把握し対
策を講じるためのスキルとともに、インシデント発生時の的確な対応が必要になること
から、地域の関係者で情報を共有しセキュリティの知見やノウハウを共有する枠組み
である地域 SECUNITY の活動や、インシデント対応を行う CSIRT の能力向上を図る
実践的なサイバー防御演習 CYDER といった人材育成の取組とも連携を図りながら、
自治体をはじめとする地域全体のセキュリティスキルの底上げを図っていくことが適当
と考えられる。

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