図 4-12 ： デジタル人材に求められるスキルのマッピングの例

【出典】第３回懇談会 資料３－２

また、地域社会ＤＸの推進に当たっては、十分なセキュリティの確保が必要不可欠
であることを踏まえれば、ＤＸのいずれの段階に関与する人材であっても一定のセキュ
リティスキルが求められると考えることが適当である。
さらに、今後地域においてもクラウド移行が見込まれることを踏まえれば、クラウド化
に向けたスキルについても求められると考えることが適当である。
③ デジタル人材確保に向けた考え方の整理
地域社会ＤＸが推進されるプロセスや各段階において求められるスキルに基づき、
必要となるデジタル人材を地域がどのように確保していくべきかについての考え方を
整理することは、地域社会ＤＸを目指す地域にとって有益である。考え方の整理に当
たっては、地域事情に精通している必要があるか等の各人材に求められる要件や遠
隔地からでも参画が可能であるか等の各人材に求められる地理的特性を踏まえて、
人材を確保する上での考え方をガイドブックに整理し、地域に共有することが適当で
ある。
例えば、「地域課題の特定」や「ＵＸオペレーション」等の段階を主導するＸ人材に
ついては、地域事情や地域が抱える課題に精通していることが望ましいことや、「ＵＸ
オペレーション」段階においては地域への常駐が望ましいことを踏まえれば、外部人
材の短期的なシェアリングによって対応することは困難であり、地域における育成を通
じて人材確保することが適当と考えられる。また、特に地域においてデジタル人材を育
成する場合については、各個人が自身のキャリアデザインを展望できるようにする必

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