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活力ある地域社会の実現に向けた 情報通信基盤と利活用の在り方に関する懇談会 報告書 (51 ページ)

公開元URL https://www.soumu.go.jp/main_content/000967732.pdf
出典情報 活力ある地域社会の実現に向けた 情報通信基盤と利活用の在り方に関する懇談会 報告書(9/13)《総務省》
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3.対応の方向性
(1)地域社会DX推進を目指す地域におけるデジタル人材確保に向けた
考え方の整理
地域社会DXの推進を目指す地域におけるデジタル人材確保方策を検討する上で
は、まずは地域社会DXのプロセスを特定した上で、プロセスの各段階において求め
られるスキルや人材像を整理し、人材の特性に応じた人材確保の考え方を検討するこ
とが適当である。
① 地域社会DXプロセスの特定
地域社会DXが推進されるプロセスを特定する上では、過去の成功事例の分析を
通じ、どのような段階を経てDXが実現されるかを一般化することが有効と考えられる。
例えば、長野県塩尻市においては民間委託バスのサービスが維持困難となることを
受け、AIを活用したオンデマンドバスサービスが提供されているが、本事例では市内
のモビリティニーズ分析等を通じて課題を特定し、開発は外部の人材から協力を得つ
つ、地域の人材で運用を実施しており、当初の想定を超える需要が獲得されている。
図 4-9 : 地域社会DXのプロセス

【出典】長野県塩尻市のるーと塩尻プレスリリースを基に作成

こうした成功事例における地域社会DXプロセスを一般化すると「機運醸成」「課題
特定」「ビジネスモデル企画」「プロダクト企画」「開発」「運用・メンテナンス」「UXオペレ

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