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参考資料1 「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」関係資料 (65 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_48603.html
出典情報 「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会(第1回 1/9)《厚生労働省》
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運営

行政

(介護予防担当部局/介護予防担当部局以外)

場所

公園

内容

体操(運動)

神奈川県大和市

身近な“公園”を活用し通いの場を育成
POINT
❶2014年度から4年をかけて市内約100か所の公園に気軽にストレッチや簡単な筋力トレーニングな
どの運動ができる健康遊具を設置。
❷介護予防担当部局の理学療法士等がインストラクターを務め健康遊具を活用した体験会を実施。
❸体験会終了後は、保健師等の支援により自主グループができ、月数回活動。

Data(2021年3月1日現在)
総人口

241,082人

高齢化率

23.9%

第7期介護保険料
基準額(月額)

5,699円

大和市は、「健康都市やまと」を将来都市像とする「健康都市やまと総合計画」に基づき、「人の
■健康遊具例■
健康」「まちの健康」「社会の健康」の3つの領域から様々な施策を行っている。その1つとして高齢
者の閉じこもりや運動機能の低下予防を目的に、市内約100か所の公園に、32種類・300基超
の健康遊具を設置してきた。
健康遊具の作成・設置に当たっては、公園管理等の所管課が主として設置事務を担っていたが、介護予防担
当部局の理学療法士などが協働し、介護予防により効果が見込める器具を検討し、設置を進めた。
この健康遊具を活用し、気軽に介護予防に取組めるよう、市民を対象とした「健康遊具体験会(年間約30
回)」を開催。介護予防担当課の理学療法士や保健師等から、健康遊具の正しい使い方のほか、ストレッチや
筋力トレーニングなど運動のコツを学ぶ。
また、介護予防サポーター等のボランティアを対象とした「プチトレセミナー(全14回)」を開催(プチトレとは、体
に無理なく、手軽に効果的なトレーニングをすること)。受講後の体力測定では握力・長座位体前屈・開眼片足
立ちバランス・2ステップテストの全ての項目で改善が見られ、特に2ステップテストでは優判定者が約30%から
約89%まで増加した。
このセミナーでボランティア等は、理学療法士や保健師等のサポートを受け、健
康遊具を活用したトレーニングをしながら、運動に関する知識を得るとともに、とも
に取り組む仲間をつくることができる。セミナー終了後はボランティア等が地域の仲
間と一緒に楽しみながら月数回健康遊具を活用した体力づくりに取り組んでおり、
通いの場となっている。
令和2年度実施の介護予防アンケート(介護予防把握事業)では、回答者のうち、
↑健康遊具体験会のようす
健康遊具を知っている方は約57%。また、市内の公園を利用している方のうち、
約16%が健康遊具を利用している。
また、参加者事後アンケート(対象者:令和元年4月から令和元年11月までの健康遊具体験会参加者)回答者123人のうち、約64%が健康遊具を継続使用している。
健康遊具体験会、プチトレセミナーの参加は、大和市の健康ポイント事業「ヤマトン健康ポイント事業」と「健康都市大学」受講ポイントの対象とされている。

概要

参考URL:http://www.city.yamato.lg.jp/web/kourei/kourei01211650.html

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