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参考資料1 救急安心センター事業(♯7119)「事業導入・運営の手引き」(案) (32 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-151.html |
出典情報 | 救急業務のあり方に関する検討会(第3回 2/21)《総務省消防庁》 |
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3 普及啓発・有効な広報策等について
(1)目的・効果について
♯7119については、認知度が高いほど利用率が高くなる傾向が見られることから、119
番通報の前段階である♯7119の利用率を向上させるには、住民等に対する普及促進、認
知度向上に向けた取組が必要である。
♯7119の実施エリアを中心に、住民に対して本事業の内容を幅広く周知し、認知度の
向上や正しい理解の醸成を図ることができれば、本事業の目指す効果が的確かつ大きく
発現されることに繋がり得る。
(2)対象者について
救急自動車による搬送人員を傷病程度別及び年齢区分別に見ると、♯7119の主要な
ターゲット層となり得る軽症者の割合は、概ね年齢区分が若いほど高い一方で、年齢区
分別の搬送人員の構成比で最も大きな割合を占める高齢者による♯7119の救急医療相談
の割合が、若年層に比べて低いことから、住民の認知度を高める上では、様々な年齢層
に応じた認知度・理解度を上げる広報が必要となる。
戦略的な広報を行っていく上で、年齢などの区分に応じた認知度を把握し、医師会や
病院、マスメディアとの連携、子育て世代を対象とした母子手帳の活用などターゲット
に応じた広報を行っていくことも効果的である。
また、各団体の広報担当部署と連携を密にしてノウハウを活かすことで、さらに戦略
的かつ効果的な広報が可能となる。
(3)対象者に応じた手段・ツールについて
住民の認知度を高める上では、駅や交通機関、病院でのポスターの掲示やチラシの配
布など常に人の目に触れるようにすることが重要であり、あわせて、事業の内容につい
て理解をしてもらうために、講習会などで説明の機会を確保していくことも重要である。
また、必要な時に活用できることを目的として電話機へのシール貼付や冷蔵庫へのマ
グネットステッカーの貼付、マスメディアや医師会及び病院などとの連携、記憶に残り
やすくすることを目的としたデザインの統一やシンプル化なども有効となる。
【対象者に応じた手段・ツール】
➣
自治体の広報誌は、全年齢において認知度が高く、他の年代に比べ60代以上の認知度
が高い一方、若年層の認知度が比較的低い。
➣
テレビ・ラジオでの広報は、全年齢において認知度が高く、他の世代に比べ30代・40代
の認知度が低い。
➣
ポスターでの広報は、全年齢において認知度が高い傾向にあり、他の世代に比べ20代
前後の認知度が高い。
➣
SNSによる広報は、他の世代に比べ20代の認知度が高い。
➣
上記のほか、子育て支援センターでの案内や母子健康手帳による広報での、30代の子
育て世代の認知度が高いなど、ターゲットを絞った広報について、その効果がみられた。
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(1)目的・効果について
♯7119については、認知度が高いほど利用率が高くなる傾向が見られることから、119
番通報の前段階である♯7119の利用率を向上させるには、住民等に対する普及促進、認
知度向上に向けた取組が必要である。
♯7119の実施エリアを中心に、住民に対して本事業の内容を幅広く周知し、認知度の
向上や正しい理解の醸成を図ることができれば、本事業の目指す効果が的確かつ大きく
発現されることに繋がり得る。
(2)対象者について
救急自動車による搬送人員を傷病程度別及び年齢区分別に見ると、♯7119の主要な
ターゲット層となり得る軽症者の割合は、概ね年齢区分が若いほど高い一方で、年齢区
分別の搬送人員の構成比で最も大きな割合を占める高齢者による♯7119の救急医療相談
の割合が、若年層に比べて低いことから、住民の認知度を高める上では、様々な年齢層
に応じた認知度・理解度を上げる広報が必要となる。
戦略的な広報を行っていく上で、年齢などの区分に応じた認知度を把握し、医師会や
病院、マスメディアとの連携、子育て世代を対象とした母子手帳の活用などターゲット
に応じた広報を行っていくことも効果的である。
また、各団体の広報担当部署と連携を密にしてノウハウを活かすことで、さらに戦略
的かつ効果的な広報が可能となる。
(3)対象者に応じた手段・ツールについて
住民の認知度を高める上では、駅や交通機関、病院でのポスターの掲示やチラシの配
布など常に人の目に触れるようにすることが重要であり、あわせて、事業の内容につい
て理解をしてもらうために、講習会などで説明の機会を確保していくことも重要である。
また、必要な時に活用できることを目的として電話機へのシール貼付や冷蔵庫へのマ
グネットステッカーの貼付、マスメディアや医師会及び病院などとの連携、記憶に残り
やすくすることを目的としたデザインの統一やシンプル化なども有効となる。
【対象者に応じた手段・ツール】
➣
自治体の広報誌は、全年齢において認知度が高く、他の年代に比べ60代以上の認知度
が高い一方、若年層の認知度が比較的低い。
➣
テレビ・ラジオでの広報は、全年齢において認知度が高く、他の世代に比べ30代・40代
の認知度が低い。
➣
ポスターでの広報は、全年齢において認知度が高い傾向にあり、他の世代に比べ20代
前後の認知度が高い。
➣
SNSによる広報は、他の世代に比べ20代の認知度が高い。
➣
上記のほか、子育て支援センターでの案内や母子健康手帳による広報での、30代の子
育て世代の認知度が高いなど、ターゲットを絞った広報について、その効果がみられた。
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