よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2-2_歯学教育モデル・コア・カリキュラム(素案) (23 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/110/mext_00015.html
出典情報 モデル・コア・カリキュラム改訂に関する連絡調整委員会(第3回 5/11)《文部科学省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。



人生の最終段階における歯科の関わり(看取り、グリーフケアを含む)と本人の意思決定、意思表示
を説明できる。

C-2 医学知識と問題対応能力
発展し続ける歯科医学の中で必要な知識を身に付け、疫学と根拠に基づいた医療(EBM)を基盤に、
広い症候、病態、疾患に対応する。
学修目標:








講義、国内外の教科書や文献、検索情報等の内容について、重要事項や問題点を抽出、統合し、客観
的、批判的に整理して自分の考えを分かりやすく表現できる。
科学的情報を入手し選別するために必要な英語力を身につけることができる。
必要な課題を自ら発見し、重要性や必要性に照らして順位付けできる。
課題の解決にあたり、他の学修者や教員と協力してよりよい解決方法を見出し、自ら課題を解決でき
る。
自己学修や協同学修の場に適切な Information and Communication Technology (ICT)(e-ラーニン
グ、モバイル技術)を活用できる。
適切な自己評価ができ、改善のための具体的方策を立てることができる。
各自の興味に応じて科学的研究に積極的に参加できる。

C-3 医療の質と患者安全の確保
患者の安全を最優先に確保した上で、良質な歯科医療を提供するために必要な知識を身に付ける。
C-3-1) 安全な医療の 確 保
信頼される安全で安心な歯科医療を提供するために、医療上の事故等(インシデントや医療関連感染を含む)
は日常的に起こる可能性があることを自覚した上で、患者の安全確保を最優先するために必要な知識を身に付
ける。
学修目標:






医療上の事故等の発生要因(ヒューマンエラー、システムエラー等)と防止策を説明できる。
医療現場における報告、連絡、相談及び診療録記載の重要性を説明できる。
医療の安全性に関する情報の共有、分析の重要性を説明できる。
医療機関に求められる医療安全管理体制を概説できる。
医療関連感染の原因と対策(標準予防策、感染経路別予防策を含む)を概説できる。

C-3-2) 医療上の事故 等 への対処 と 予防
医療事故が発生した場合の対処方法と予防策を身に付け、防止対策を立案できる。
学修目標:






医療事故(診療関連死を含む)と医療過誤の違いを説明できる。
医療法に基づく医療事故調査制度を説明できる。
薬物による有害作用報告(医薬品・医療機器等安全性情報報告制度等)の意義を説明できる。
医療上の事故等が発生した際の緊急処置や記録事項、報告体制を説明できる。
医療上の事故等の事例(薬害や注射器等の連続使用による B 型肝炎、ウイルス感染被害等を含む)
の原因を分析し、防止対策を立案できる。

23